2018年07月11日
コンテンツ番号3391
鷹巣小児童が秋田杉でプランターを作製
(2018年7月11日)
北秋田市森林・林業振興会(会長・畠山清志大館北秋田森林組合代表理事組合長)主催の林業体験学習「ちびっこレンジャー」が、7月11日(水)に鷹巣小学校(嶋田美香校長)で開かれ、4年生67人がプランターケース製作を通じて木に親しみました。
この取り組みは、豊かな秋田の森林を健全な姿で後世に引き継ごうと県が平成20年度から始めた「水と緑の森づくり税」を活用しており、各地域振興局が管内の小学校を対象に毎年行っているものです。次世代を担う子どもたちを対象に、木工教室で木に触れることで、木の良さを感じてもらうことが狙いです。
木工教室では、鷹巣小4年生の児童67人と、講師として大館北秋田森林組合や県森づくり推進課、北秋田市農林課の職員など14人が参加。木材には県産秋田スギが使われ、長さ90センチ、幅25センチ、高さ20センチほどのプランター用の木製ケースを作りに挑戦しました。
講師の実演の後、2~3人一組に分かれて作業を開始。あらかじめカットされた板材を、金づちとくぎを使って組み立てていきました。児童たちは、くぎが曲がってしまったりと苦戦する場面もありましたが「スギのいいにおいがする」「くぎ打ちがおもしろい」などと声をあげながら、協力してプランターを完成させました。
体験学習は、7月13日(金)に2回目を開催し、北秋田市坊沢字深関沢にある慶祝自然公園を散策して自然と触れ合う予定です。