2020年01月31日
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最後の勇姿を見届けようと出発
「豪風引退・押尾川襲名披露大相撲観戦ツアー」の出発式が1月31日(金)に大館能代空港ターミナルビルで行われ、市内外から56人が参加し、その勇姿を見ようと両国国技館へ旅立ちました。
同観戦ツアーは、当市が加盟する大館能代空港利用促進協議会事業「圏域の翼」として企画・実施されたもの。31日の夜に押尾川親方を交えて懇親会を行うほか、2月1日には、両国国技館にて、ふれ太鼓・相撲甚句、十両全取組、豪風断髪式、横綱締め実演、幕内全取組、北秋田市民栄誉章授与式が行われることとなっています。
この日の出発式では、津谷市長が「長年大相撲の場で頑張ってこられた豪風関が昨年引退した。この間、市民、県民、全国の方々からたくさんの応援をいただいた。明日、引退相撲や断髪式があるが、北秋田市としても市民栄誉章を土俵の上で差し上げる予定となっている。これまでの功績に敬意を表しながら、今後は押尾川親方として大成していただけるよう、その勇姿を皆さんとともに目に焼き付けてきたい。どうか惜しみないご声援をお願いする」などとあいさつを述べました。
参加者は、2泊3日の日程で帰路につく予定となっています。
押尾川親方(元関脇豪風・本名=成田旭)
森吉中から、金足農業、中央大学に進学し、大学4年時に学生横綱に輝きました。現役生活では、本県出身力士では最多となる幕内通算591勝を上げ、平成31年1月に現役引退を表明。引退後は、年寄「押尾川」を襲名し、尾車部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっています。平成28年には秋田県県民栄誉章を受章したほか、平成30年には北秋田市ふるさと大使に就任しています。