2020年01月30日
コンテンツ番号9225
新車両は、みなさんの想い、笑顔の乗せて走ります
1月31日(金)、秋田内陸線阿仁合駅で秋田内陸線新観光列車のお披露目会が行われました。
阿仁合駅2階の森吉山ウエルカムステーションで行わわれた出発式では、最初に吉田裕幸秋田内陸縦貫鉄道株式会社社長から「今日のお披露目会、遠くは富山県からも参加いただいた。新観光列車の製作にあたっては、秋田県から多大なるご支援をいただき感謝。この地域の世界観を表現した観光列車となった。また、今日は内陸線応援大使の特別ゲストの3名の方の参加もいただいた。とてもうれしい。新観光列車の名称は"笑”名づけは長野県の大野さん。新しい観光列車は名前のとおり、乗った方の笑顔を作り出し、この沿線地域、秋田県に笑顔の連鎖を広げていければと思っている。いろいろな魅力がつまった列車でありスマイルレールのコンセプトどおりの列車である。2月からは毎週土日、どなたでも乗れる列車として運行する。皆さんに親しんでほしい」などとあいさつ。
続いて、佐竹県知事にかわり、惠比原吏秋田県観光文化スポーツ部次長があいさつ。
そして、津谷市長にかわり、虻川広見北秋田市副市長から「秋田内陸線は車両がカラフルで沿線の住民からも好評。お座敷車両も皆さんの寄付、プロジェクトの推進により立派なマタギ列車として生まれ変わった。そして、今日、新たな観光列車として、笑が誕生した。必ずや市の観光、インバウンド対策について大きな推進力になると期待している。伊勢堂岱遺跡を含む世界文化遺産、現在、申請中である日本遺産としての阿仁マタギ文化、日本3大樹氷といわれる森吉山の樹氷とすべてこの沿線にある。これを生かし、市としても更なる交流人口の拡大に取り組んでいきたい。いよいよ内陸線の時代、吉田社長を中心に方向を一つに、ともに盛り上げていきたい」などとあいさつしました。
また、門脇光浩仙北市長もあいさつ。
そのあと、3人のゲストからも内陸線の魅力や今回の新観光列車についてお話がありました。
出発式が終わると、駅のホームに場所を移し、関係者によるテープカットが行われました。
試乗会では、車内で設計者であるデザイナの川瀬和幸が新観光列車の設計の内容や魅力を開設、鉄道系ユーチューバーのスーツさんからは、鉄道ファンから見た内陸線の魅力や新車両のサービス内容についての説明がありました。
新観光列車が沿線を走り出すと、行く先々ではじめての観光列車の試乗を撮影しようとする方や一目見ようと待ち構えたひとが多数。沿線からも、車内からも笑顔で手を振り返す光景が見られました。
新観光列車笑EMIは、2月1日から土日の急行列車として定期運航する予定です。