2018年07月18日
コンテンツ番号3385
開港20周年を迎えさらなる飛躍を
(2018年7月18日)
大館能代空港開港20周年記念式典が7月18日(水)に同空港ターミナルビルで行われ、秋田県をはじめ、大館能代空港利用促進協議会、全日本空輸株式会社(ANA)など関係者約60人が参加し節目の年を祝いました。
大館能代空港は、県が設置・管理する第3種空港。地域住民の熱い期待と要望を受け、高速交通体系の空白地域である県北地域と首都圏を結ぶ空の玄関口として平成10年7月18日に開港。当初は東京便と大阪便、札幌便(季節運航)が各1便づつ就航していましたが、現在は東京便2便の通年運航体制となっています。
空港ビル搭乗ロビー前で行われた記念式典には、秋田県の堀井啓一副知事、大館能代空港利用促進協議会の福原淳嗣会長、大館能代空港ターミナルビル株式会社代表取締役社長の津谷市長のほか、国土交通省、秋田県議会議員、近隣市町村の長、空港関係者など約60人が出席。
開式にあたり堀井副知事が「開港20周年を迎えるにあたり、これまでご利用いただいた多くのお客様をはじめ、路線の運航に多大なご尽力をいただいている航空会社と空港関係者の皆さまに心から感謝を申し上げる。昨年度は東京線搭乗者数が過去最高の13万8千人を超え、搭乗率も60%を超えるなど、利用者は着実に増えつつある。今後の大館能代空港のさらなる飛躍のために、秋田県としても引き続き地元市町村、圏域住民と一体となって利用拡大に取り組んでいく」などと主催者を代表してあいさつを述べました。
また、来賓を代表して秋田県議会の竹下博英副議長が「空港の利便性向上のため、引き続き関係する皆さまと手を携えながら活動していく」などと、国土交通省航空局の奥田薫空港計画課長が「空港を支えてくれた全ての方々に心から感謝するとともに、さらなる発展を願う」などとそれぞれ祝辞を述べました。
続いて、開港20周年を記念し、全日本空輸株式会社の菅谷とも子上席執行委員から「無料航空券ペア1組」、大館能代空港ターミナルビル株式会社代表取締役社長の津谷市長から「秋田犬のぬいぐるみ」、大館能代空港利用促進協議会の福原会長から「きりたんぽ玉手箱セット」が、この日東京便に搭乗する方から抽選で3人に贈呈されました。
このあと、国や県、空港関係者らによってくす玉が開披されると会場から大きな拍手が沸き起こったほか、南鷹巣保育園の園児がかわいらしいダンスを披露して会場を盛り上げ、20周年の節目を喜び合いました。
また、この日は秋田犬がお客様をお出迎えしたほか、出発便のお見送り、搭乗者へ記念品の配付など多彩な催しが行われ、多くの人たちが大館能代空港の新たな門出を祝いました。
大館能代空港開港20周年記念イベント
空港開港20周年を記念して様々な催しが行われます。ぜひ空港へ足を運んでください。
日時 7月22日(日) 10時~15時
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