2018年07月25日
コンテンツ番号3375
命の尊さを学ぶ
(2018年7月25日)
命の大切さを学ぶ「思春期ふれあい体験」が、7月25日(水)に北秋田市保健センターで行なわれ、阿仁中学校3年生の生徒が、7か月になる赤ちゃんやお母さんとふれあいました。
この体験事業は思春期の子ども達が、赤ちゃんやお母さんとのふれあいを通じて、母性・父性の意識を高め、命の尊さを学びながら、生み育ててくれた家族への思いを再認識し、自分自身を大事にする心を育むことを目的に毎年実施しています。
この日は、赤ちゃんの抱き方や着替え、おむつの当て方、赤ちゃんの発達などの事前学習を終えた、阿仁中学校の3年生8人が参加し、市が毎月行っている7か月児育児相談のお手伝いをしました。
ふだんは乳幼児とふれあう機会が少ない世代であり、はじめは緊張していたものの、徐々に慣れ始めると事前学習で学んだ上手な抱き方を思い出しながら、赤ちゃんを抱きかかえて笑顔で話し掛けたり、計測の手伝いやおもちゃを使ってあやしたりして、赤ちゃんと接していました。
また、お母さんからは、子育ての楽しさ、苦労、親の願いなどを聞き、育児への理解を深めていました。
体験学習を終えた生徒たちからは、「想像よりも赤ちゃんはずっしりと重く、お母さんの育児の大変さを感じることができた」、「赤ちゃんが笑うとこちらも自然と笑顔になる。とても可愛い」、「はじめは緊張したが、上手に抱っこすることができた」などの感想が述べられていました。
なお、7月25日(水)の午後は鷹巣南中学校の3年生が、8月22日(水)には森吉中学校の3年生が10か月になる赤ちゃんとふれあい体験学習を行います。