2018年06月21日
コンテンツ番号3357
総合戦略の効果を委員らが検証
(2018年6月21日)
平成30年度第1回北秋田市総合戦略検証会議が、6月21日(木)に市役所第二庁舎で行われ、総合戦略で各部局が定めた目標の達成度合いを確認したほか、よりよい戦略策定に向け活発な意見交換が行われました。
総合戦略検証会議は、「第2次北秋田市総合計画」と、その計画の重点プロジェクトにあたる「北秋田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を、外部の委員による客観的な評価・検証を行い、当市の着実な地方創生の実施につなげることを目的に平成28年から毎年度行っているもの。委員は、市内企業や市民団体から選出された20人で構成されています。
開会にあたり、本会議の座長である秋田大学北秋田分校の濱田純分校長が「総合戦略は、平成31年に最終年度を迎える。このことを念頭に活発な意見、提言をお願いする。本会議の意見、提言を各担当部局にフィードバックすることが重要な要素となるので、活発な意見を期待する」などとあいさつ。
このあと、担当職員から北秋田市人口ビジョンの推計値との比較が説明されたほか、各部局の代表から平成29年度に定めた数値目標に対する効果検証についての説明と質疑応答が行われました。総合戦略での数値目標の達成割合は、全61項目中23項目で37.7%。総合計画での数値目標の達成割合は全64項目中18項目で22.2%となっています。
このうち、特定健診の受診率について「国・県の目標値である60%を当市の目標値としているが、実績値では約34%と著しく低い状況。コール・リコールや個別に通知を送るなど、地道に受診勧奨を進めていきたい」などと説明しました。
今年度の検証会議は、7月中に2回目の開催を予定とし、述べられた意見を来年度の目標や施策に反映させることとしています。
過去の議事録についてはこちら北秋田市総合戦略検証会議