2018年06月21日
コンテンツ番号3356
地域住民とともに湖畔の環境を守る
(2018年6月21日)
森吉山ダム四季美湖「桜植樹活動」が、6月21日(木)に森吉山ダム周辺で行われ、四季美湖周辺の環境整備の推進を図りました。
この事業は、緑化推進ボランティア「グリーン・メイク(本城谷多加志代表)」が主催し、県が実施している「森づくり県民提案事業」の採択を受けて行っているもので、今回が5回目。ダム工事で裸地化した土地を再生して地域活性化と着地型観光に結びつけるとともに、桜を植えた一人一人に環境の大切さや自然の良さに関心を持ってもらい森吉山ダム四季美湖を守っていきたいという思いから実施されているものです。
今年は協賛しているラブリバーネット北秋田の会員、秋田北鷹高校緑地環境科の生徒など約40人が参加し、エゾヤマザクラ65本、ブナ60本、ミズナラ125本の計250本の苗木を植樹したほか、過去に植樹を行った場所で枯れた木を新たな苗木に植え替える補植作業も行いました。
この日は、事務局から植樹についての説明を受けたあと、さっそく作業を開始。クワで穴を掘り、積雪や風の影響等で植樹した苗木が折れたり、曲がらないようにしっかりと植えました。穴を掘ると、大きな石があったりと苦慮する場面もありましたが協力して無事に250本の植樹を完成させました。参加者は、いつの日か花が咲き、そして多くの人たちが訪れて喜んでもらえる日が来ることを願いました。
今後についても、事務局では来年度も県の事業への応募を予定しており、採択を受けられなくてもできる限り活動を続けていきたいとしています。