2018年05月03日
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妖精の森内のロッジで安全祈願
(2018年5月3日)
登山シーズンの幕開けを告げる森吉山の山開きが5月3日(木)に行われ、市や山岳会関係者、県内外の登山愛好者などが参加し、安全を祈願しました。
この日は雨と風の悪天候のため、予定していた森吉神社での神事を妖精の森内のロッジに変更して行われました。
神事では、森吉山岳会の森川鉄雄会長、北秋田市産業部の佐藤進政策監、北秋田市議会の黒澤芳彦議長、米代東部森林管理署上小阿仁支署の仙北谷誠支署長、秋田県山岳連盟の三浦武さんのほか、一般参加者を代表して千葉県から参加した男性が玉串を奉てんし、今年一年の無事故と安全を祈願しました。
神事のあと、主催者を代表して森川会長が「これから多くの登山客が訪れる時期を迎えるにあたり、登山道やトイレの整備を進めていきたい。体力と天候に気を付けて、安全な登山をしてもらいたい」などとあいさつ。
続いて佐藤政策監が「雪も解け、多くの高山植物が咲き誇る季節を迎える。春は花の百名山、秋は紅葉の森吉山として、今年も多くの登山客を魅了してくれるものと確信している。今後も多くの人が訪れ、親しまれる山にするために、関係する皆さまのさらなるご支援、ご協力をお願いする」などと津谷市長からのメッセージを代読しました。
森吉山は、市中央南部に位置する標高1,454メートルの独立峰。山頂からの眺望は四方に開け、天候に恵まれれば遠くは八甲田の峰々や岩木山など隣県の名山を望むことができます。山腹はブナ林、標高1,000メートルから山頂部まではアオモリトドマツの原生林が広がり、「花の百名山」として初夏から秋にかけて多くの高山植物が咲き誇ります。