2018年05月10日
コンテンツ番号3346
新工房ではじめて仕込んだどぶろくをお披露目
(2018年5月10日)
新どぶろく工房初出荷発表会が、5月10日(木)に打当温泉マタギの湯で行われ、関係者約40人が参加し、新工房ではじめて仕込んだどぶろく「マタギの夢」の初出荷を祝いました。
「マタギの夢」は、平成17年度に奥阿仁地区が、県内で初となる「どぶろく特区」の認定を受けたことに伴い、マタギの里観光開発株式会社(仲澤弘昭代表取締役)が製造・販売を開始しました。森吉山の伏流水とその湧水で育った「あきたこまち」で仕込み、米麹が舌に絡みつく口当たりで、自然な甘みと発酵によるフレッシュな酸味、辛口ながらも米の旨みを生かしたまろやかな味わいのお酒です。
この「マタギの夢」の生産量向上を目的に、地方創生拠点整備交付金を活用して整備し、本年3月22日に新どぶろく工房が完成。4月6日に同工房ではじめて仕込んだどぶろくが、今回お披露目となりました。
この日の発表会では、はじめに、主催者を代表して仲澤代表取締役が「新どぶろく工房は、非常に清潔で明るいものとなった。また、見学できるものとなっており、今後の販売や宿泊の目玉として、大いに誘客に結びつけてくれるものと確信している。本日は初出荷したどぶろくを味わっていただき、評価してもらいたい」などとあいさつ。
続いて、北秋田市産業部の佐藤進政策監が「新工房を整備し、生産量を向上させたことで、皆さまの要望に応えることができるようになった。また、工房が見学できるようになり、打当温泉の付加価値も高まったことで、奥阿仁地区に多くの人に訪れてもらいたい。新工房で製造したマタギの夢が、全国に夢を運ぶとともに、全国から夢を運んできてくれることを願う」などと祝辞を述べました。
引き続き、秋田県議会の近藤健一郎議員と北林丈正議員が「打当温泉を中心に、阿仁地区の発展を願う」「北秋田市の名物として大きく成長することを期待する」などとそれぞれあいさつを述べました。
このあと、北秋田市議会の松橋隆議員の発声により乾杯が行われ、新工房で製造されたどぶろくの出来栄えについて語りながら、参加者同士で飲み交わしました。