2018年05月13日
コンテンツ番号3344
市民の憩いの場を桜の名所に
(2018年5月13日)
森吉四季美湖桜を見る会が、5月13日(日)に四季美湖周辺で行われ、地域住民や関係者約50人が参加し、植樹から7年経ったヤマザクラを観賞しました。
桜を見る会は、森吉四季美湖を守る会(庄司憲三郎会長)の主催によるもの。森吉四季美湖を守る会は「ダム湖周辺を人々が集う憩いの場に」とダム完成直後から植樹や環境美化活動をしています。植樹は、地元児童生徒ら参加し7年前から毎年のように実施しており、これまでに400本を超えるヤマザクラや広葉樹が植えられています。今回、初の植樹から7年が経ち、花を咲かせるヤマザクラが増えてきたことから、はじめて桜を見る会が行われました。
はじめに、佐藤慶博副会長が「活動を開始して8年目を迎える。数は少ないが、樹齢500年と言われるヤマザクラを間近で見てもらいたい。今後も次世代のために活動を続けていきたい」あいさつを述べました。
続いて、津谷市長が「将来、様田公園を芝生でいっぱいにし、桜や湖を見ながら楽しんでもらいたいという四季美湖守る会の考えから、市としても水飲み場やトイレを整備した。市内のほか県内外から多くの人が訪れ、四季美湖は良い所だと感じてもらいたい」などと述べました。
引き続き、能代河川国道事務所森吉山ダム管理支所の佐藤直哉支所長が「ここは、7年前から四季美湖を守る会をはじめ、多くの市民などみんなで作り上げてきた公園。皆さんが作り上げてきた憩いの場を、市民や県内外の方が安心して気を休めるところになればと願う」などと述べました。
最後に、オカリナグループ「ドナーチェ」による演奏が行われ、ヤマザクラを四季美湖を背景にきれいな音色を奏で、参加者を楽しませました。
この日は、既に花が散ってしまった木が多く、見頃のヤマザクラは数本でしたが、来場者はこれまでの活動を振り返りながら、今後ヤマザクラでいっぱいの公園になることを期待しました。