2018年05月14日
コンテンツ番号3343
長年の指導活動が認められる
(2018年5月14日)
2017年度ミズノスポーツメントール賞((公財)ミズノスポーツ振興財団主催)を受賞した奈良正人さん(70歳・住吉町)が、5月14日(月)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
ミズノスポーツメントール賞は、国の競技スポーツおよび地域スポーツにおいて選手の強化・育成や地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰するとともに、優秀な指導者の育成を目的に制定されたものです。
28回目となる2017年度の表彰式は4月24日(火)にグランドプリンスホテル新高輪で行われ、秋田県で2人目の受賞となりました。
奈良さんは、1980年に鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の設立・指導に携わって以来、これまで38年間指導活動を行ってきました。スポーツ少年団では、代表指導者として年間を通じスキー競技の指導を行い、2006年からは北秋田市スポーツ少年団副本部長として、青少年の健全育成に努めてきました。
医師としてスポーツドクター資格を取得し、1989年から県内スポーツ選手の治療や傷害予防、健康管理等のサポートにあたるなど、主にスポーツ少年団員をはじめとするジュニア選手の育成に尽力しています。1995年には秋田県体育協会スポーツ医・科学委員会委員に就任、2011年からは委員長を務め、県内選手の医・科学サポート、傷害予防対策等を推進したほか、国民体育大会冬季大会スキー競技会の帯同ドクターを務めました。また、スポーツドクター研修会やスポーツ指導者研修会の講師を務め、県内指導者の資質向上に貢献しました。
この日受賞を報告した奈良さんは「選手以外の指導者等の裏方に目を向けてもらい、とてもありがたい。この受賞を励みにし、次のステップに向けて頑張ります」などと受賞の喜びを語りました。
報告を受けた津谷市長は「この受賞は、長年のスキーレーシングやスポーツドクター活動の功績が認められた証拠。奈良さんは北秋田市の誇りです。これからも身体に気をつけて頑張ってほしい」などと受賞を称えました。