2018年05月20日
コンテンツ番号3339
あじさいと子どもの成長を願う
(2018年5月20日)
第43回誕生の森記念植樹が、5月20日(日)に合川小学校児童クラブ周辺で行われ、子どもの誕生を祝い家族であじさいを植樹しました。
誕生の森記念植樹は、昭和51年から合川地区で行われており、子どもの健やかな成長などを願い毎年記念植樹しています。第1回目に大野台ハイランドで65家族が参加してツツジを植樹したことから始まり、大野台ハイランドのほか、えぞ館公園や県立北欧の杜公園にモミジやツツジなどを植え、近年は翠雲(すいうん)公園にあじさいを植樹してきましたが、植樹できる場所が減少したことから、合川小学校児童クラブの周辺で行われました。
今年の対象者は、平成29年4月2日~30年4月1日までに合川地区で生まれた子ども17人(男子10人、女子7人)。この日は、そのうちの13人の子どもとその家族が参加しました。
開会式では、合川公民館の佐藤隆男館長が「少子高齢化で子どもが少なくなってきているが、その分子どもを大切に育ててもらいたい。今年は道路沿いから見える場所に植えることができ、いい記念になると思う。植えたあじさいをこれから大きく育ててもらいたい」などとあいさつ。
つづいて、来賓の北秋田市教育委員会の佐藤昭洋教育長が「今日植樹した木に親の願いを込めて、毎年子どもの成長を語り合う機会を設けてもらいたい。今後も植樹した木の成長と子どもの成長を喜ぶとともに、子どもたちが地域を支える人に成長することを願う」などとお祝いの言葉を述べました。
この後、職員からあじさいの植え方が説明されたあと、50センチほどに育ったあじさいの苗を、深さ約30センチの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親や兄弟、祖父母らが協力して植樹しました。
植樹したあじさいの横には記念標柱が立てられ、その標柱には子どもの名前や生年月日とともに「元気でたくましい子に育ってほしい」、「小さく生まれたから大きく育ってほしい」、「誰からも愛される子に育ってほしい」などと子どもへのメッセージを書き入れ、わが子の健やかな成長を願いました。