2018年04月03日
コンテンツ番号3323
二ツ井パネル株式会社が当市で初となる選定企業に
(2018年4月3日)

地域未来牽引企業 選定報告(4月3日、市役所)
地域経済牽引事業の担い手となる「地域未来牽引企業」に選定された二ツ井パネル株式会社が、4月3日(火)に市役所を訪れ、津谷市長に選定報告をしました。
「地域未来牽引企業」は、地域の特性を生かして高い付加価値を創出し、地域の事業者等に対する経済的波及効果を及ぼすことにより地域の経済成長を力強く牽引する事業をさらに積極的に展開されること、または、今後取り組まれることが期待される企業として経済産業省が選定した企業のことです。選定企業は全国で2,148社あり、このうち秋田県の企業は37社選定されています。
今回、二ツ井パネル株式会社が北秋田市の企業ではじめて選定されました。
二ツ井パネル株式会社は、1961年に創業し、欧州から世界標準で競争力のある木材を秋田港に輸入・製造販売しています。全国ベスト10に入る「木造躯体」の量産メーカーです。秋田の木材を使い事業を発展してきたため、地域との協業体制が確立されているのが最大の強みで、設備投資、IoT技術の導入、スマートファクトリーの構築などFA化につとめ、中期計画にて工場のコスト別次元化を目指しています。
この日市役所を訪れたのは、鈴木稔代表取締役社長と鈴木公大専務取締役の2人。鈴木代表取締役社長は「何年か後に相当の労働力不足が見込まれるため、それに対応するために工場のIoT化を進めている。また、生産コストを下げるためにもIoT化を進め、浮いた人材を新たな分野で働いてもらうことを想定している。今後も前を向いて一生懸命頑張っていく」などと受賞を報告しました。
これを受けて津谷市長は「IoT化するにあたって大変なこともあるだろうが、地域未来を牽引する企業として頑張っていただきたい。市としても林業産業成長化に力を入れていくので、今後も情報共有をしながら一緒に取り組んでいきたい」などと激励しました。