2018年04月06日
コンテンツ番号3318
北秋田の道路は歩行者ファースト
(2018年4月6日)
平成30年春の全国交通安全運動が、4月6日(金)から始まり、それに合わせ北秋田地区交通安全協会(長岐哲行会長)主催の総決起集会が、北欧の杜公園で行われました。
春の全国交通安全運動の期間は、4月6日(木)から15日(日)までの10日間。そのうち4月10日を「交通事故死ゼロを目指す日」としています。
期間中は「子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」、「自転車の安全利用の推進」、「すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」の4つを運動の重点として、普及啓発活動が全国各地で一斉に行われます。
北秋田地区の総決起集会は、広く市民に交通安全思想の普及・浸透を図り、市民自ら交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけ、交通事故防止の徹底を図ることを目的に行われており、集会には、鷹巣・森吉地区安全運転管理者協会、鷹巣地区事業主交通安全推進協会、北秋田地区交通指導隊連合会、北秋田市・上小阿仁村交通安全母の会、北秋田市・上小阿仁村老人クラブ連合会のほか、北秋田警察署をはじめ行政関係など、多くの会員や関係者約180人が参加しました。
この日は、あいにくの空模様で集会はパークセンター内で行われ、はじめに交通安全に貢献し顕著な功績があった方々への表彰状の伝達が行われ、4月2日で交通死亡事故ゼロ365日を達成した北秋田市が秋田県警察本部長顕彰を受賞し、北秋田警察署の成田實署長から津谷市長に表彰状が手渡されました。また、秋田県交通安全功労者表彰を成田昭康さん(大町)が受賞、秋田県優良交通団体を北秋田地区交通安全協会栄支部(松尾重行支部長)が受賞し、それぞれ成田署長から表彰状が手渡されました。
表彰のあと、主催者を代表して長岐会長が「交通安全は誰もが願うこと、お互いに注意をすれば必ず解決できるものと思う。今日の決起集会を契機として、今年1年間それぞれの団体が一丸となって、交通安全運動に努めていきたい」などとあいさつ。
続いて、来賓を代表して北秋田警察署長、北秋田市長、上小阿仁村長代理があいさつを述べ、このうち津谷市長は「北秋田市は、365日間にわたり交通死亡事故の発生を抑止したとして、栄えある記録を達成することができた。これは、皆さんの長年の地道な活動が実を結んだもの、この記録が一日も長く続くよう、安心安全なまちづくりを進めたい。運動期間中はもとより、この1年間が事故なく地域に笑顔があふれ、北秋田地域の皆さんが安全に過ごすことができるよう祈念する」などとあいさつしました。
このあと、秋田県安全運転管理者協会長からの「交通安全メッセージ」が、鷹巣地区安全運転管理者協会の小林郷司会長から伝達されました。また、お揃いの法被をまとった交通安全母の会の皆さんによる「ふるさと秋田 交通安全音頭」が披露されました。
最後に、北秋田市交通指導隊の奥山一英さんが「地域の安全を願い、交通安全パレードに出発します」と成田署長に申告しました。参加者から拍手で見送られながら会場を出発したパトカーや交通指導車は、市内を巡回して交通安全を呼びかけました。