2020年02月07日
コンテンツ番号6439
桃洞・佐渡杉は、桃洞渓谷沿いと佐渡谷地に群生する天然生の杉です。通常の秋田杉は海抜高600m~700m以下の地域に分布しています。これらの杉は800m~950mの豪雪高山地帯に生育し樹幹が通真な美林を形成しており、耐寒耐雪性品種として知られております。
山地帯上部の生態系として学術的、林業技術的研究価値から533haの群落が昭和50年2月13日に国の天然記念物に指定されています。林齢は200~400年といわれており、ヒメコマツ、ネズコおよびブナを主とする広葉樹林と混交しております。