2007年09月01日
コンテンツ番号7754
期間:9月30日〜10月2日
会場:森吉山特設コース(縦走)、森吉スポーツ公園(クライミング)
「縦走」「クライミング」の2種目で競う山岳競技
国体で行われる山岳競技は、決められた地点から一定の重量の荷物を背負い、いかに早くゴールするかを競う「縦走競技」と人工の岩壁を決められた時間内に自分の手足のみで登り、その到達高度を競う「クライミング競技」の2種目の合計点で競われます。
参加するのは、成年男子が47チーム。少年男子が16チーム。成年女子と少年女子がそれぞれ15チーム。競技は3人が1チームとなり、縦走とクライミングに2人、うち1人が両方に出場します。
重りを背負って山を走る過酷な競技「縦走」

「登山」のイメージとは異なり、いわば「重りを背負って山を走り、指定時間内にゴールを目指すマラソン」。成年男子で17、成年女子と少年男子で12、少年女子で8の重りを背負い(何を入れてもよいが、スタートとゴールで重量を計測します)、100分の指定時間内を上限に延長7.2、高度差601mのコースでタイムを競います。
スタート地点は妖精の森駐車場付近。ゴールは森吉スキー場リフト山頂駅舎付近に設定されています。
規定時間内に到達距離を競うクライミング

クライミング競技は、約15mの人工の壁を「ホールド」という人工の手がかり、足がかりを利用してよじ登り、限られた時間内(予選6分、決勝7分)で到達高度を競います。
競技中は、ザイル(命綱)で選手を確保しているため落下しても安全ですが、観客は「落ちる・落ちる」とハラハラ・ドキドキ。どのルートを登るかの判断力が勝敗のカギとなるスリリングな競技です。
壮観!高さ15mのクライミングボード
この人工の登はん壁「クライミングボード」は、森吉スポーツ公園(森吉支所南側)に設置されました。
競技は、軽快な音楽を背景に、DJ(ディスクジョッキー)による紹介で選手が登場する独特のムードの中で行われます。
ビル3階ほどに相当する逆勾配のボードを素手で登る迫力には圧倒されます。