2020年02月07日
コンテンツ番号6330
風土記館建設の由来
みちのく子供風土記館は、お年寄りが子供たちに昔の遊びや生活を伝える場として、また明るく親しみやすく開放的な交流の場として、小説「馬淵川」で昭和34年に直木賞を受賞された作家、渡邊喜惠子さんの寄附を基金に旧鷹巣町が建設したものです。
建物は、先生の代表作のひとつで旧鷹巣町を舞台とした「みちのく子供風土記」の時代背景である大正末期の民家をイメージして造られております。建設された場所も、作品に登場する「要(かなめ)の原っぱ」があった場所が選ばれました。
また、玄関口には、陶芸家・神成澪さん(故人。俳優・大坂志郎は兄)のステンドグラスや陶壁が使われています。神成澪さんは、渡邊喜惠子さんと親交のあった小森出身の故・神成志保さん (注) の娘さんで、志保さんの遺志と澪さんの寄付を基金とした「野草園」が隣接する北秋田市交流センターの敷地内に建設されています。 (注)文壇の利用者が多かった酒亭・新宿「秋田」主人として知られる。
子ども館の隣接地には、渡邊喜惠子さんの文学碑が設置され、碑文には小説「みちのく子供風土記」の冒頭部分が記されています。
風土記館の概要
所在地/北秋田市材木町2番3号
建築規模等(平面図はこちら)
建築面積
248.43平方メートル
延床面積
205.36平方メートル
構造
木造亜鉛メッキ鋼板平建
総工費
28,980,000円
開館
平成元年11月1日
館内の施設
集いのコーナー
66.24平方メートル(40畳相当)
展示コーナー
16.56平方メートル(10畳相当)
読書コーナー
16.56平方メートル(10畳相当)
研修室
19.87平方メートル(和室の10畳間)
炊事室
12.96平方メートル
(注)備品として昔懐かしい「かまど」やけやきの大黒柱、大いろりなども置かれています。
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使用の申請
- 使用日の1年前から7日前までの期間に受け付けます。
- 間違いを防ぐため電話や郵便などでの申請は取り扱いしません。所定の用紙にて申込みください。(印鑑もご持参ください。)
申請場所及び受付時間
- 北秋田市文化会館(ファルコン)事務室に申請してください。
- 受付は会館日の午前9時から午後5時までとします。
使用の許可
- 使用を許可したときは、許可書を交付します。
- 館使用の権利を他に譲渡したり、転貸したりすることはできません。
- 館使用に際し、特別の設備をし、又は備え付けの器具以外の器具を搬入する場合は、事前に許可を受けてください。
- 館は引き続き3日を超える使用、または、例日を定める等の独占的な使用はできません。
使用許可の取り消し
次の場合には、許可を取り消し、又は停止します。
- 管理上支障があるとき
- 使用の許可条件に違反したとき
休館日
- 毎週水曜日(祝日が重なる場合は木曜日休館)
- 年末年始(12月29日から1月3日)
使用時間および使用料
- 使用時間には準備、後片付けの時間を含みます。
区分(1室につき) | 9時から12時 | 13時から17時 | 18時から21時30分 | 全日 |
---|---|---|---|---|
集いの間 | 840円 | 1,050円 | 1,050円 | 2,620円 |
研修室 | 420円 | 520円 | 520円 | 1,360円 |
炊事室 | 840円 | 1,050円 | 1,050円 | 2,620円 |
全室(館) | 1,570円 | 2,100円 | 2,100円 | 5,240円 |
冷・暖房料(1時間当り)
1室につき(集いの間・研修室) 110円
使用にあたり守っていただくこと
- 館内において物品の販売、寄附の要請その他、これらに類する行為をしてはなりません。
- 館の施設等を壊したり、なくしたときは、直ちにその旨を職員に届け、指示をうけてください。
- 使用が終了したときは、職員の指示により、すみやかに施設および備品等を原状に復し、又は持込品を撤去し、点検を受けなければなりません。
施設の使用および見学の申込先
施設の使用および見学のお申込みについては、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。