2018年04月27日
コンテンツ番号3300
腕によりをかけて作ったバター餅の味や出来栄えを競い合う
(2018年4月27日)
森吉山麓村興し会(池田文明会長)主催の『第7回BM-1グランプリ』が、4月27日(金)にクウィンス森吉で開催され、市内の11個人・団体から個性あるバター餅25品が出品されました。
この『BM-1グランプリ』とは「バター(Butter)」と「餅(Mochi)」の頭文字をとり、B級グルメの祭典である「B-1グランプリ」の美味しさと、笑いの祭典である「M-1グランプリ」の楽しさを併せもつ大会にしようという思いから名づけられました。
7回目の開催となった今回は、前回と同じく出品部門を従来の伝統的なバター餅の製法を基本とする「クラシカル部門」とブルーベリーやしそなど、ほかの食材を加えてアレンジした「アレンジ部門」の2部門に分けて行われ、販売を目的としたバター餅を製造していない11組の個人・団体からクラシカル部門に5品、アレンジ部門に20品の計25品目が出品されました。
はじめに、主催者の池田会長が「今回も趣向を凝らした作品が出品されています。皆さんにさまざまな風味や出来栄えのバター餅を楽しんでもらいたい」とあいさつを述べました。
次に、来賓を代表して津谷市長が「BM-1グランプリは今年で7回目を迎えることができた。参加される皆さんに感謝を申し上げる。バター餅の盛り上がりを一過性のものにするのではなく、常に話題性をもつために、地域を盛り上げる皆さんに協力をお願いしたい」などとあいさつを述べました。
続いて、地元の米内沢・前田保育園の園児たちと日本バター餅協会のイメージキャラクター「バタもっち」が、元気に「バター餅体操」を披露。園児たちが愛らしく踊る姿に会場は大盛り上がりを見せました。
「BM-1グランプリ」の審査方法は、1次審査として先着50人の一般審査員が各部門に一人の持ち点1を投票して上位作品を選び、続く最終審査では特別審査員14人が各部門に一人の持ち点5を投票してグランプリを決定します。
クラシカル部門は、出品数が5品と少数であったため、全作品を最終審査の対象とし、審査が行われました。アレンジ部門では、ベリーソースをかけたり、オレンジやいぶりがっこ、さきいかを混ぜ込んだりと、多彩な作品が20品並び、このうち上位12作品が最終審査に進みました。審査員たちは、一つずつ「風味」や「食感」を確かめながら試食するとともに、趣向を凝らしたさまざまなバター餅の出来栄えを楽しんでいました。
審査の合間には、出品者にインタビューが行われ、独自に工夫した点や婦人部、家庭クラブで集まって楽しく作った経緯などを語りました。また、今回も抽選会が実施され、地元事業所などからバター餅や製品、無料宿泊券などの景品が提供され、一般審査員や出品者は楽しいひとときを過ごしていました。
最後に、部門ごとに各賞が発表され、クラシカル部門では五味堀餅つき保存会(清水倶子代表)、アレンジ部門では惣内婦人部(金沢百合子代表)が、グランプリに輝きました。表彰のあと、審査委員長である虻川副市長が「今回で7回目の開催となるが、バター餅は一時の盛り上がりに比べると、少し盛り下がってきたように感じる。しかし、今後も地域の皆さんの力があれば必ずまた勢いが戻ってくると考えているため、引き続き地域を盛り上げるために皆さんと力を合わせがんばりたい」と講評を述べ、閉会しました。
受賞名 | 団体名・個人名 | 地区 |
---|---|---|
最優秀賞(グランプリ) | 五味堀餅つき保存会(清水倶子代表) | 森吉 |
優秀賞(準グランプリ) | 中嶋ひとみ | 鷹巣 |
受賞名 | 団体名・個人名 | 作品名 | 地区 |
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最優秀賞(グランプリ) | 惣内婦人部(金沢百合子代表) | もっちパイ | 森吉 |
優秀賞(準グランプリ) | 秋田北鷹高等学校家庭クラブ | 鮮やかベリーの恋するバターもち | 鷹巣 |
秋田北鷹高等学校家庭クラブ | バターもっちーずのロールフライ | 鷹巣 | |
関口マリア | ミルクたっぷりマンゴーバターもち | 鷹巣 | |
特別賞 | 森川征子 | 孫のバター餅 | 森吉 |
前田駅前婦人部(飯田ゆかり代表) | ピリッとピザ風バター餅 | 森吉 |