2018年04月28日
コンテンツ番号3297
子どもたちが遺跡を案内
(2018年4月28日)
伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドが、4月28日(土)に伊勢堂岱遺跡の案内を開始しました。
今年で4回目となるガイドの活動は、小学校4年生~高校生までの子どもたちが、伊勢堂岱縄文館(中嶋俊彦館長)や伊勢堂岱遺跡の案内を行うものです。
昨年は、小中高生あわせて43人が参加。今年度も昨年並の40人前後になる予定です。案内は5月の連休期間と8月の夏季休業期間に行います。
この日、案内を担当したのは秋田北鷹高校1年の中嶋杏莉さん(小ヶ田)。中嶋さんは、3回目の参加で、ガイド参加者の中で最年長です。来場者に対して遺跡に関する歴史や概要について、遺跡を指差しながら、ていねいに説明していました。中嶋さんは「ガイドは地元の遺跡について理解を深めるために、中学校2年から参加した。案内後、来場者に分かりやすかった、参考になったなどと言ってもらえると、とてもうれしい。高校生になったので、学校で学んだことを説明に盛り込んだり、高校生らしい案内ができるように頑張りたい」などと今後の目標を語りました。
中嶋館長は「ガイドを通じてふるさとにすばらしい遺跡があるということを知り、子どもたちから外に向けて発信してほしい。今後も子どもたちの自信につながるような活動にしていく。熊の出没により一般公開を中止していた遺跡は、安全対策を進めたことで、4月21日から見学ができるようになった。また、遺跡を案内する際は、保安員が先導や見回りをし、安全確保に努める。たくさんの方に足を運んでもらい、子どもたちの活気ある案内で遺跡の理解を深めてほしい」などと話しました。
今年度のジュニアボランティアガイド実施期間(時間 午前10時~午後14時)
- 4月28日(土)~5月6日(日)
- 8月4日(土)~8月19日(日)
※都合により、案内できない場合もあります。