2018年03月16日
コンテンツ番号3283
百人一首楽しみ古典を学ぶ
(2018年3月16日)
秋田北鷹高校(菅原勉校長)の第6回カルタ大会が、3月16日(金)に同校の体育館で行われ、生徒たちが百人一首で古典文学を学びながら、熱戦を繰り広げました。
同校のカルタ大会は、百人一首に親しみながら古典の世界を学び日本のよき伝統に触れるとともに、楽しみながら学年を越えた親睦を図ろうと、統合前の旧米内沢高校の伝統行事を継承しているものです。生徒たちは、冬休みに百人一首の暗記に取り組み、1月からは授業でも練習を重ねてきました。
開会式では、菅原校長が「このカルタ大会は、旧米内沢高校で昭和40年に始まり、通算すると53回目で秋田北鷹高校としては6回目となる伝統ある大会。カルタ大会は礼に始まり、礼に終わる。日本に古くから伝わるマナーとルールを学びながら、クラスの優勝を目指して頑張ってほしい」などと生徒たちを激励しました。
大会には、1年生と2年生約400人が参加し、クラス対抗戦で行われました。対戦は1チーム5人で、それぞれ対面した2人で20枚の札を取り合い、勝敗を決めます。各クラスが5チームに分かれて4戦し、クラス全体の勝ち数で順位を決定します。
張り詰めた空気の中、読み手が歌を詠み始めると、生徒たちは並べられた札に集中し、下の句の札を見つけると素早い動作で手を伸ばしていました。時には、1枚の札に2人が同時に手を伸ばし僅差で勝負が決まると、チームメイトから歓声が上がり喜び合っていました。