2005年11月30日
コンテンツ番号5280
北秋田市誘致企業懇談会
「北秋田市誘致企業懇談会」が11月30日(水)、市内のホテルで開かれ、岸部市長や市及び県の担当者がこれまでに立地した誘致企業と意見交換を行いました。
市ではこの10月に企業誘致対策室を設け、企業誘致について積極的に取り組みを進めていますが、既存の誘致企業のバックアップも市の産業振興の大きな柱となることから、各企業から市に対する要望などを伺い、立地環境を整えることなどをねらいとして開催したものです。
この日参加したのは、大野台工業団地に立地する誘致企業をはじめ市内15社の社長や工場長など。市側からは、岸部市長のほか企業誘致対策室、商工観光課及び各支所の担当者、また県から東海林孝豊誘致企業室長が参加しました。
始めに岸部市長が「活気のあるまちづくりのためには、雇用の場を確保し定住による人口増を図ることが必須。皆さんからご意見を伺い、今後の環境づくりにつなげたい。ぜひ忌たんのないご意見を」と市の現状について触れながらあいさつし、懇談に入りました。
各企業からは、「市内には光ファイバーが引かれておらず、インターネットや電話などの通信環境が整っていない。高速回線はすぐにでもほしい基本的なインフラ」「この周辺はカミナリがよく落ちるため、停電によって操業を停止せざるをえないときがある。共同受電施設などは検討できないか」「少子化による影響で将来の人材の確保が心配」など切実なご意見をいただきました。
市ではこれらの意見を、企業誘致活動や工業振興策、また現在策定を進めている市の基本構想・基本計画などに反映させる計画です。