2018年02月01日
コンテンツ番号3272
古式ゆかしいあで姿で商店街を練り歩く
(2018年2月1日)
恒例の厄払い行事が、2月1日(木)に市内各地区の神社で行われ、この一年の厄年を無事に乗り切ることができるよう、宮司からお祓いを受け、神前に玉串を捧げ、今後の人生の無事安泰を祈願しました。
厄払いは、女性は数え年19歳と33歳、男性は25歳と42歳、また地域によっては男女62歳を厄年といい、特に女性の33歳と男性の42歳、62歳を大厄と呼び、社寺でお祓いを受ける習慣があります。旧正月の行事として江戸時代あたりから行われるようになったもので、北秋田地方では、現在は新暦の2月1日に行うことが多いようです。
今年大厄に当たるのは、女性の33歳が昭和61年生まれ(62年早生まれを含む)、男性の42歳が同52年生まれ(53年早生まれを含む)、62歳が同32年生まれ(33年早生まれを含む)の方たちです。
この日、鷹巣神社で行なわれた33歳厄払い祈願式には、29人が出席し、災厄が自分の身に降りかからないように、宮司からお祓いを受けて玉ぐしを奉てんしました。同神社では、丸髷(まげ)に黒留袖姿で参加する女性が多いことから、昔ながらの姿でお参りする女性たちを写真に収めようと、市内外からアマチュアカメラマンが大勢訪れるのも毎年の光景となっています。
鷹巣神社でのお祓いを済ませた女性たちは、通称「女の神様」として知られる元町の三吉神社にもお参り。このあと、中心商店街のにぎわい創出に一役買おうと、正装した姿のままで鷹巣駅前の目抜き通りをお披露目行進しました。古式ゆかしい和装姿を見ようとたくさんの市民がアーケードに詰めかけ温かい拍手を送ると、女性たちも笑顔で応えていました。