2005年12月28日
コンテンツ番号5213
第1回 北秋田市男女共同参画検討会
国政上の最重要課題でもある「男女共同参画」について、市の基本計画を策定するための検討委員会が12月28日(水)、市役所で開かれ、素案について検討したほか、平成17年度内策定に向けた日程の確認などが行われました。
「男女共同参画」とは、男女の人権が尊重され、女性も男性も自らの個性を発揮しながら生き生きとした充実した生活を送るこ とができる社会のしくみのこと。このような社会の実現を目指して平成11年6月に「男女共同参画社会基本法が」公布・施行されています。
このような国の政策や社会情勢などを受け、旧4町でもそれぞれ参画計画が策定されていましたが、合併に伴い、新市としての基本計画を策定するため検討委員会が設けられたものです。
検討委員は、秋田県北部男女共同参画センター長の佐藤つじ子さん、あきたF・F推進員の小林節子さん、山田博康さんなど、市役所の各課長を含め18人。この日は、委員のうち17名が出席し初会合が行われました。
はじめに、担当部署である成田譲・市総合政策課長が、「男女共同参画は国の最重要課題ともなっている。すでに合併前の旧4町でも策定されているが、4町の地域事情を反映させた計画としたので、みなさまからの積極的なご提言をいただきたい」とあいさつ、また各委員の自己紹介のあと検討会に入りました。
計画の素案は、「基本的な考え方」「男女共同参画の実現のための施策」「推進体制」「男女共同参画社会形成のための実行計画」と4章で構成され、第2章と第4章ではそれぞれ社会全体、家庭、学校、職場、地域などでの実現に向けた具体的な内容が盛り込まれています。
これらの素案に対し、各委員からは「4地区の地域性が素案には反映しきれていないのでは。旧4町の計画も参考にしながら、盛り込むべき」「『女性の人材育成』や『さまざまな影響』などとあるが、もっと具体的に説明しないとわからない」「農林業における推進体制に触れられていない」などの意見や要望が出されていました。
また、現在市の基本構想や基本計画、過疎計画、次世代育成行動計画など各種の計画も同時進行することから、各種計画との整合性などを考慮しながら策定すべき、との意見には、市役所の各部署からの資料や意見などを参考に、素案の見直しを行うこととしました。
素案については、新年1月に再度検討委員会を開催し、成案としたものを市議会2月定例会に報告、年度内策定を目指す計画です。
なお、検討委員は次の通り。(敬称は省略させていただきます)
- 佐藤つじ子(秋田県北部男女共同参画センター長)
- 山田博康(あきたF・F推進員)
- 小林節子( 同 )
- 桜井條史(同、合川支所企画総務課主事)
- 照内喜久雄(総務部総務課長)
- 鈴木美千英(総務部職員課長)
- 渡部哲男(企画部広報情報課長)
- 佐々木一志(市民生活部保健センター所長)
- 仲村あけみ(市民生活部保健センター副主幹)
- 近藤文廣(福祉事務所長)
- 杉渕敬輝(福祉事務所高齢者支援課長)
- 関口正則(産業部農林課長)
- 佐藤慶一(産業部商工観光課長)
- 今畠健一(教育委員会総務課長)
- 三浦正基(教育委員会義務教育課長)
- 高橋 一(教育委員会高校教育課長)
- 藤岡栄一(教育委員会生涯学習課長)
- 長岐直介(教育委員会中央公民館長)