2018年02月02日
コンテンツ番号3271
スノーモンスターが創りだす神秘的光景
(2018年2月2日)
好天に恵まれた2月2日、森吉山阿仁スキー場には見頃を迎えた樹氷を観賞しようと多くの人が訪れ、白銀に輝く樹氷群が創りだす神秘的な光景を楽しみました。
樹氷は、日本海からの強い季節風に乗った水滴が、自生するアオモリトドマツの葉にぶつかり凍ったもの。大きく成長したものは「スノーモンスター」と呼ばれ、神秘的な光景を創りだします。日本海に面した独立峰の森吉山は、樹氷ができる好環境にあります。日本では、森吉山(北秋田市)、蔵王山(山形市)、八甲田山(青森市)で見ることができ、世界に誇る日本三大樹氷エリアとして、3市が連携してブランド化を図り、国内旅行やインバウンド(訪日外国人)の拡大を目指しています。
森吉山の樹氷平は、阿仁スキー場のゴンドラ山頂駅から徒歩5分ほどのところにあり、1周30分ほどの観賞コースも整備されていることから、気軽に樹氷を観賞できることも魅力の一つです。また、樹氷観賞期間の3月4日(日)までは、ゴンドラ山頂駅に隣接するビジターセンター「ぷらっと」内の樹氷総合案内所に樹氷案内人が常駐し、樹氷ができる仕組みや観賞コースを紹介しているほか、スノーシューやかんじき、長靴、ストック等を無料で貸し出しています。
さらに、キャビン付圧雪車を利用して、夜の森吉山と樹氷を楽しむ「夜の樹氷観賞会」が、2月9日(金)から3月4日(日)までの毎週末(金土日)に開催されます。闇夜に浮かび上がる樹氷のほか、天気が良ければ満天の星や夜景が見え、夜の森吉山の世界を楽しむことができます。
樹氷鑑賞のゴンドラ運行時間は、8時30分から16時(上りの最終:15時、下りの最終:15時30分)で、乗車料金は往復で大人1800円、小学生800円です。