2005年11月04日
コンテンツ番号5204
高鷹大学学園祭
北秋田市鷹巣地区文化祭2日目の11月4日(金)、市文化会館で鷹巣地区の高齢者講座「高鷹(こうよう)大学学園祭(金森嘉次郎学長)」が開催され、学園生が詩吟やグラウンドゴルフなどの日頃の活動のようすなどを発表しました。
高鷹大学は、実年、高齢者が学習や研究発表を行う場として市教育委員会が主宰しているもので、市民で60歳以上の方が対象となっており、350人を超える「学生」が、多くの講座・クラブで学んでいます。一般の大学と同じように最初の過程(大学課程)が4年、卒業後の次の過程(大学院過程)が4年、さらに学習を深めたい方は永年の研究過程の生徒として継続して学び続けることができるユニークな生涯学習の組織です。
今年の学園祭では、はじめに金森学長が「学園祭は、日頃の活動の区切りをつけるためにも大切。また、他のクラブの活動を知るためにも、じっくりと鑑賞、聴講してほしい。発表者は、みんなに見てもらうことで勉強になるし、自信にもつながる。この学園祭でさらに学習への意欲を高めてほしい」とあいさつ。
続いて、ユニカールクラブ、大正琴クラブなど8つのクラブが体験発表や実技の披露などでステージ発表を行ないました。皮切りにステージに立ったのは、詩吟クラブ。20人ほどのメンバーが「名槍日本号」など数曲を吟じ、自慢ののどを披露しました。
また、ユニカールクラブからはメンバーの一人佐々木節子さんが活動体験を発表しました。佐々木さんは、クラブに入る前、長く五十肩に悩まされていたそうです。しかし、リハビリなどの努力のおかげで病気を克服、ぜひやってみたかったというユニカールに挑戦、今では全国大会でも好成績を収めるほどになり、また、外国の選手らとも交流するなど、ユニカールで充実した人生を過ごされていることなどを述べられました。
この後、ゲートボールクラブの岩本新一さん、グラウンドゴルフクラブの畠山国芳さんが体験を発表、またレクリエーションダンスクラブ、大正琴、歌謡クラブが演示で発表を行ない、参観した参加者らは、各クラブの活動内容に関心を深めていたようでした。
なお、高鷹大学は年度単位で活動を行っていますが、入学を希望される方、関心のある方は次までお問い合わせください。
お問合せ
市教育委員会生涯学習課 TEL:0186-62-6618