2005年11月19日
コンテンツ番号5143
中屋敷の伝統そばと新たな魅力のヤマノイモ創作料理
北秋田市鷹巣子ども会育成連絡協議会主催の「地産地消スローフード〜中屋敷の伝統そばと新たな魅力のヤマノイモ創作料理〜」が11月19日(土)、北秋田市中央公民館で開かれ、子どもたちが家族と一緒に郷土料理に挑戦しました。
この子ども会行事は、ふるさとの素晴らしい伝統食文化を次世代に残すとともに、家族の健康と食卓の喜びを地元の食材をふんだんに使った郷土料理から学ぶことを目的として開催されたもので、親子26名が参加しました。
メニューは3品。1品目が、中屋敷集落に古く伝わり、呉汁(ごじる)と呼ばれる、大豆と水を一緒に砕いた汁をつなぎにして、そば粉をこね上げる中屋敷そば。2品目は、中屋敷そばをカルタ型に切りそろえたカルタそばと、すり下ろしたヤマノイモ等を鍋に落として作る創作料理「中屋敷そばのカルタ鍋」。
ヤマノイモは、農家方の畑をお借りし収穫したものを使いました。そして、3品目は、上新粉にヤマノイモをつなぎに加えた生地で作る「じょうよ饅頭」でした。
参加した子どもたちは、保護者とともに力のいるそば打ち作業や、粘りのあるヤマノイモを使った料理作りを楽しみ、地元の食文化に触れていました。