2005年10月15日
コンテンツ番号9286
米内沢高校創立60周年記念式典
米内沢高等学校創立60周年記念式典が10月15日、同校体育館を会場に生徒、来賓、教職員、同窓会員、後援会員、PTAなど約440人が出席し、開催されました。
同校は、昭和20年5月に県立大野岱女子農業学校として開校し、昭和22年県立米内沢農業学校と改称、昭和23年には学制改革により現在の校名の県立米内沢高等学校として、農業科、普通科、家庭科の3科を設置する男女共学の総合高等学校となり、数々の変遷を経て60年の歴史を刻んできました。
部活動においては、昭和58年からインターハイスキー女子リレーで4連覇などの輝かしい成績も残しています。 現在までに1万132人の卒業生が巣立ち、各方面で活躍しています。
式典の中で、三浦邦次校長は「少子化による学校改革の大きなうねりの中にあるが、先人の築いた60年の米高文化を偲びながらも新たな歴史を刻む出発点として迎えたい。よりよい教育環境の中で、様々な分野で能力を発揮できる活力ある新しい学校の在り方が必要である」と述べ、生徒には「校訓の『勤勉』を胸に、未来に大きく羽ばたく米高生であってほしい」と式辞を述べました。
続いて、記念事業実行委員会の松田光朗委員長のあいさつ、来賓祝辞のあと、生徒会長の柴田純さんが「今年を節目として、新たな一歩を踏み出し、通過点ではなく、過去から未来へ、先輩から後輩へと続く架け橋となるよう生徒一同努力していきたい」と決意を述べました。
この後、感謝状の贈呈と永年勤続功労者の表彰が行われました。 式典に続いて行われた記念講演会では、元ノルディック複合日本代表の荻原次晴さんが「次に晴れればそれでいい」と題して、スキー人生での体験談を取り上げ「夢をかなえるには『なりたいな』ではなく『絶対になるんだ』という強い気持ちを持って実現に向けて頑張ってほしい」と生徒たちにアドバイスを贈りました。
講演会終了後、森吉コミュニティセンターに会場を移して祝賀会が開催され、60周年を祝い、さらなる飛躍を誓い合いました。感謝状受賞者と永年勤続功労者は次のとおりです(敬称は省略させていただきます)。
式辞を述べる三浦校長
柴田純生徒会長が「通過点ではなく、後輩へと続く架け橋となりたい」とあいさつ
式典に臨んだ生徒たち
元ノルディック複合日本代表の萩原次晴さんによる記念講演
感謝状受賞者
佐藤直久、加賀律子
永年勤続功労者
高井志彦、高坂直幸、佐々木潤子、五代儀一貴、高橋慶徳、柴田悦子