2005年10月21日
コンテンツ番号9283
全国植樹祭開催イベント
「第59回全国植樹祭」が平成20年に北欧の杜を会場に開催されるのを記念とするイベント「みんなでつくろう北あきたの森づくり」が10月20日、北欧の杜公園と森吉山ブナ帯キャンプ場で開催され、合川東小と阿仁合小の3・4年生の児童がどんぐり(コナラの実)とブナの実の採取を楽しみました。
これは、3年後の全国植樹祭の意義や森の働きについて学習してもらおうと、県北秋田地域振興局、北秋田市、北秋田市教育委員会が共催したもので、両校の児童77名は、北欧の杜公園と森吉山ブナ帯キャンプ場とに分かれて実施。それぞれで拾い集めたどんぐりとブナの実を種とし、植樹祭までに苗木として育て上げようというものです。
このうち、北欧の杜公園会場では、合川東小の児童が公園内に自生するどんぐりを採取。児童らは軍手をつけ、ナイロン袋を持ちながらおもい思いにグループで駆け回り、どんぐりを見つけては歓声を上げていました。
拾い集めたどんぐりは、この日指導に駆けつけてくれた伊東農園(有)取締役・伊東毅さん(北秋田市下杉)のもとで植付けられ、育苗されることになって います。伊東さんによると、3年後には植樹用の立派な苗木になるだろうと言うことですが、児童たちは、この後も生育の観察などを続けながら、「晴れ舞台」までじっくりと見とどけることになりそうです。