2005年09月02日
コンテンツ番号5072
「郷土芸能の普及などに役立てて」と
ふるさと太鼓などの活動も行っている北秋田市鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が、活動で使っている締め太鼓46個を市に寄贈することになり、中嶋会長らが9月2日(金)、市役所を訪れ、「郷土芸能の伝承などに役立てて」と、佐藤修助助役に太鼓の目録などを手渡しました。
同協議会では、20年ほど前から新しい創作文化や物産の振興に取り組み、昭和60年には同協議会などが主体となって「ふるさと踊りと餅っこまつり」が始まっています。太鼓は、このイベントで最初に発表することになった「ふるさと太鼓」で使われてきたものです。また、その後発足した「ふるさと子ども太鼓」ととともに、太鼓のまちづくりに大きく貢献してきました。
最近では太鼓活動の規模も大きくなり、打ち手も増えていることから、-同協議会で保有する太鼓は大人が叩く一尺六寸の大きな太鼓(大)が20個、子供用の一尺の太鼓(中)が16個と、合わせて46個にまで増えていたもので、市の合併にともない、郷土芸能の伝承と育成、青少年健全育成のために広く市民に利用してほしいと今回の寄贈になったものです。
寄贈を受け、佐藤助役は「市内では、合川、森吉、阿仁と鷹巣以外でも郷土芸能や創作芸能などで太鼓が多く使われている。利用できる太鼓が増えることでそれぞれの団体の活動の幅もひろがるだろう。ぜひ大切に活用させていただきたい」と、感謝の言葉を述べていました。
市では、旧鷹巣町の「大太鼓の里づくり」による太鼓普及促進などにより、各種の太鼓を多く保有していますが、締め太鼓は今回の寄贈で合わせて146個(大80、中40、小26)になりました。
太鼓は大太鼓の館で保管しています。団体活動などで利用を希望される場合は、市商工観光課(TEL:0186-62-6639)までお問い合わせください。