2005年09月06日
コンテンツ番号5068
いつまでもお達者で
北秋田市合川地区の敬老式が9月6日(火)、合川体育館で開催されました。同地区の敬老式は、市全体では皮切りの開催となったもので、市全体の対象者(75歳以上)6960人のうち、合川地区の対象者は1389人、そのうち約500人が出席しました。
祝芸を動画で紹介(民謡同好会1|民謡同好会2|保育園1|保育園2|保育園3)
式典では、はじめに岸部市長が「はつらつとした皆様方の姿は、掛け替えのない地域の財産です。苦難の歴史を支えられて来られました皆様方に、ここに深甚なる敬意を捧げ、末永い長寿をお祈り申し上げます」と祝辞を延べ、参加者を代表して佐藤昇一さんが「75歳を迎えられたのも、家族、先輩、地域の皆様のおかげ。これからは高齢化社会となりますが、健康に留意し地域の発展に貢献したい」とあいさつ。
市からは敬老式のお祝品として、75歳以上の方全員に、北秋田市内にある14の入浴施設の利用券「敬老湯っこめぐり利用券」が贈られ、米寿(88歳)の方には「長寿杖」、白寿(99歳)の方には「長寿布」がそれぞれ贈られました。
また、同時に行われた金婚(結婚50周年)、ダイヤモンド婚(結婚60周年)のお祝いでは、記念額付きの「お祝い状」が贈られました。
式典後には、祝芸に合川民謡同好会の演芸、あいかわ保育園の「駒おどり」「奴おどり」が披露され、参加者の皆さんは心のこもった各演目に相好をくずしながら、記念の1日を楽しんでいました。最後は万歳三唱で締めくくり、健康と長寿を誓い合いました。
式典で発表された敬老作文をご紹介します
「 わたしのおばあさん」
合川北小学校6年畠山璃奈(はたけやま りな)
わたしのおばあさんは、いつも誰よりも朝早く起きて夜は遅くまで起きています。朝はわたしたちの朝食を作ってくれたり、大きいおばあちゃんのお世話をしたりしています。夜はわたしたちの洗たく物を洗って干したり、大きいおばあちゃんのことを寝かせてあげたりしています。そして、家族みんなが寝てから寝ています。
おばあさんは、家族の中で誰よりもわたしのためにいろいろしてくれます。忘れ物があればとどけてくれたり、なくした物があればいっしょに探してくれたりしてくれます。たまにけんかをすることがありますが、やっぱりおばあさんがいてくれた方がいいなあと思います。
ミニバスの試合や陸上の大会に出場するときは、いつも応援にきてくれるやさしいおばあさんです。私がミニバスの試合で二日連続であるときは、早くユニホームを洗って次の日に間に合うようにしてくれています。
また、わたしが気に入っているのは、おばあさんの料理です。部活で遅く帰ってきてもすぐご飯を食べられるようにしてくれます。おばあさんが作ってくれる料理は、とてもおいしいです。運動会や陸上の大会のときは、朝早くからお弁当を作ってくれます。わたしの好きなおかずを中心にお弁当に入れてくれます。
おばあさんは、休みの日には料理教室に行ったり手芸教室に行ったりおどりの教室に行ったりしてしてがんばっています。料理教室で習った料理は、必ず家でも作ってくれます。手芸教室で作ってきた物は、家にかざっています。
こんなふうにおばあさんは、わたしたちのためになるようにいろいろ勉強しています。わたしが知らないことを何でも知っているおばあさんです。わたしにもいろいろなことを教えてくれます。わたしが、悪い言葉を使うととても怒ります。そんなときは、わたしのためになるように怒ってくれているんだなあと思うのですが、つい口答えをしてしまって反省するわたしです。
おばあさんは、若い頃編み物の先生をしていたときがありました。だから編み物も上手でわたしにいろいろ編んでくれるときもあります。わたしのためだけでなく、家族みんなのためにご飯のしたくをしたりそうじをしたり草取りをしたり毎日毎日いそがしく働いているおばあさん。いつまでも元気に長生きしてください。わたしもお手伝いをがんばったりおばあさんの言うことをきいたりして素直な子になるように努力したいと思います。