2005年08月07日
コンテンツ番号5045
〜米代川水系悠久のせせらぎ事業〜
親子でアユ釣りを体験するイベント「米代川水系悠久のせせらぎ事業」が8月7日(日)、小猿部川と米代川で行われ、市内の子どもたちがお父さんやお母さんと一緒にアユの友釣りに挑戦しました。
このイベントは、 アユ釣り体験を通して地域の河川環境などに関心持ってもらうことなどを目的とするもので、北秋田地域振興局や漁協関係者などでつくる「悠久のせせらぎ事業実行委員会」の主催。午前中は小猿部川で指導を中心とした体験イベント、午後からは秋田内陸線鉄橋付近の米代川に移動し、広い本流での友釣りに挑戦、またお昼は、釣ったアユを塩焼きにして食べ、天然アユのおいしさも味わいながら、川の恵みに触れるという日程で行われました。
うち、9時から始まった午前の部は七日市品類集落付近の小猿部川で行われ、市内から12組約40人ほどの親子が参加し市鷹巣漁協関係者らの指導で初めての「友釣り」に挑戦しました。友釣りは、糸に“おとり”となるアユをつなぎ、縄張りを主張して攻めて来るアユを引っ掛けるというアユの習性を利用した漁法。初心者には少し難しいため、一組の親子に1人のインストラクターが付き、おとりアユの付け方や、竿の操作の仕方など、ワン・ツー・マンで指導が行われました。
参加者の中には、すぐに慣れて自分たちでおとりアユを針に付け、ポイントを探る親子も。また、針にかかったアユを取り込もうとして逃がしてしまい、口惜しがる子など、初めて体験するアユ釣りの楽しさを味わっていたようでした。
市内の河川は、米代川をはじめ小猿部川、阿仁川など天然アユの魚影が濃く、大物が釣れることでも知られています。しかし、釣り客の多くは市外、県外の方が多く、漁協関係者はぜひ市民にも河川環境に恵まれた市内の河川でのアユ釣りを体験してほしいと話しています。
アユ漁は、現在は友釣りが主となっていますが、9月の中旬からは、「ガラガケ」と呼ばれる落ちアユ漁に移ります。アユ釣りの期間は10月30日まで。鷹巣漁協では、初めての方でも指導してくれるそうです。一度挑戦してみませんか。
お問い合わせは
◇鷹巣漁業協同組合 TEL:0186-63-2887
◇阿仁川漁業協同組合 TEL:0186-75-2660