2005年08月15日
コンテンツ番号5023
過ぎゆく夏のひとときを楽しむ
〜市民盆踊り大会〜
【市民盆おどり大会】
8月15日、鷹ノ巣駅前の銀座通りで市民盆踊り大会が行われ、約700人の市民らが参加して過ぎゆく夏のひとときを楽しみました。
この盆踊り大会は、毎年8月14日と15日の2日間行われますが、前日の14日が雨のため中止となり15日の1日だけの盆踊り大会となりました。
踊り手には、町内会や婦人会、職場ぐるみとお揃いの浴衣で大勢が参加したほか、沿道で踊りを眺めていた見物人や帰省客らも輪に加わり踊りを盛り上げました。
踊りの後の抽選会では、自分の番号が呼ばれるたびに大きな歓声があがっていました。
この盆踊り大会は昨年まで「町民盆踊り大会」として行われてきましたが、今年3月の合併により「市民盆踊り大会」と改名。
この盆踊りは慶応年間(1865〜)、鷹巣村の商人らが商売繁盛と豊作を祈願して踊ったのがその起源。商店主たちが仮装を凝らして奉公人に混じって踊ったのが好評を博し、その後は農村部からも大勢参加するようになったと言われています。
最盛期は明治末期から大正の中ごろで、昭和の初めから30年ころまでは空白が続いたが、生活が安定してきた40年ころから復活し、現在では8月14日と15日の二日間商店街を交通規制して行われています。
午後7時から始まった子どもの部では、見よう見まねで踊る子や、お母さんに手を引かれながら輪に加わる子など、みんな楽しそうでした。
鷹巣の盆踊りは仮装での参加が特徴。今年は、「松けん」が沿道の注目を集めていました。
毎年大会を盛り上げてくれる「鷹巣祇園太鼓」のみなさん。踊りの輪の中心で華麗なバチさばきを披露していました