2005年07月28日
コンテンツ番号4954
〜中央公民館講座ふれあい自然体験教室「夏の星空をみよう」〜
市中央公民館のふれあい自然体験教室「夏の星空をみよう」が7月28日(木)、鷹巣陸上競技場で開かれ、参加した親子らが、夜空にきらめく星空の観察をしました。
この教室は旧鷹巣町中央公民館当時、夏休み中の子どもたちに親子で自然体験を楽しんでもらおうと始まったもので、今年は5組14人の親子が参加。自然観察指導員の上関正子さんを講師に、広く星空が見える同競技場を会場に行われました。
教室の始まった午後7時30分には、まだ少し明るく雲がかかっていたものの、8時過ぎには満天の星空へと変わり、上関講師が用意した望遠鏡や星座版で、金星や木星、白鳥座などの星座の位置を観察しました。
子どもたちが特に喜んだのは東の空に明るく輝く木星の観察。望遠鏡で見ると小さな点の中に縞模様がうっすらと浮かび上がり、図鑑で見る星の姿と同じことに感心していました。
また、白鳥座やさそり座、北斗七星など夏の星座の形を親子で確認しあい、星空のロマンを満喫していたようでした。
最近では、街の明りによる光害(ひかりがい)によって星がだんだん見えにくくなっていることが問題になっています。このことは、都会だけではなく地方でも影響が出ているといわれ、環境省では、星の見える度合いを全国で調査する活動を行っています。
この講座も同省で行っている「全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)」に参加しており、この日参加者が観察した結果が同省に報告されることになっています。
本市では星空がきれいに見える場所がたくさんあります。これから秋にかけて、満天の星空を眺めてみませんか。