2018年01月01日
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新年の走り初め楽しむ
(2018年1月01日)
新年恒例の北秋田市元旦マラソンが、1月1日(月)に市役所周辺の市道をコースに行われ、幼児から一般まで237人が参加して、今年の走り初めを楽しみました。
北秋田市元旦マラソンは、昭和57年にスポーツ日本新聞社の元旦マラソンに参加する形で旧鷹巣町教育委員会と旧鷹巣町陸上競技協会が主催し始まったもの。現在は北秋田市陸上競技協会が、スポーツを通じて市民の体力向上と友愛協力の心を養い、健康で豊かなまちづくりに寄与することを目的に行っており、今回が37回目の開催になります。
市民ふれあいプラザで行われた開会式では、はじめに北秋田市陸上競技協会の佐藤要会長が「日頃よりスポーツに取り組んでいる皆さんは、健康づくり、体力の維持増進、競技力の向上などそれぞれ目的や目標に向かって努力を続けていることと思う。今年の新たな目標に向かっての走り初めとなると思いますので、無理をしないで楽しんで走ってほしい。また、昨年開催された、全国中学校駅伝大会と全国高校駅伝大会には、鷹巣中学校と秋田北鷹高校の女子チームが出場し、チーム一丸となった頑張りを見せ、明るい話題を届けてもらった。今日は足元の悪い中、くれぐれも怪我のないように、さわやかに完走してもらいたい」などとあいさつを述べました。
続いて、来賓の津谷市長と北秋田市体育協会の成田昭夫会長が祝辞を述べ、このうち津谷市長は「昨年、女子駅伝の全県大会で鷹巣中学校が5連覇、秋田北鷹高校が連覇を果たし全国大会へ出場したことは、北秋田市民に大きな感動と喜びを与えてくれた。皆さんの頑張りを誇りに思うし、心から感謝したい。今日は、これから天気は回復すると思うが、路面が濡れているので怪我のないように、それぞれが自分のペースをしっかりと守りながら、楽しんで走ってもらいたい」などと参加者たちを激励しました。
このあと、鷹巣中学校駅伝女子チームと秋田北鷹高校駅伝女子チームの両監督が全国駅伝大会の結果を報告。はじめに鷹巣中学校の田中一也監督が「今回で男女合わせて7年連続の出場となりました。女子としては5年連続の出場。勝ち続けることはたいへん難しいことですが、皆さんの協力とご支援により年々体制が整って勝負させてもらっています。今回は1年生3人が快走しました。チーム内で支える人、走る人と全員で頑張り、現時点での力を精いっぱい引き出して26位という結果を収めています。可能性は限りないと思っています。来年度は、昨年のチームから6人残りますので、新たな1年生の力も合わせて、地域に少しでも活力を与えることができるよう頑張りたい」などと今年の意気込みを表しました。続いて、秋田北鷹高校の高橋敏治監督が「たくさんの皆さんから応援してもらったにもかかわらず、40位とたいへん厳しい結果となってしまった。昨年は、県大会を乗り切り全国大会の切符を手にすることができましたが、故障に苦しんだ年でした。故障を心配しながら練習していることが、どうしても力を伸ばすことに繋がらず、そこそこは走れるけれども、速く走るにはもう一歩頑張らないといけない状態でした。全国では、残念ながらその状態では上位で戦うことはできません。あれが精いっぱいの走りとなってしまいました。このように、たくさん応援して下さる方々の期待にこたえるためにも、今年も絶対に勝って、全国大会で勝負できるよう頑張りたい」などと今年に懸ける思いを表しました。
元旦マラソンは、距離2キロのファミリーコースと4キロのチャレンジコースの2種目。いずれも市役所東側の市道をスタートし、宮前町から旭町を通り市役所東側に戻る2キロの周回コースで行われ、4キロは2周します。
この日は、冷たい雨が降るあいにくの天気でしたが、スタート直後には日差しが差し込み天気も回復。ランナーたちは、号砲とともにスタートラインから一斉に勢いよく駆け出し、沿道の家族や友人から熱い声援を受けながら思い思いのペースで走り、新年の走り初めを楽しみながらゴールを目指しました。