2018年01月02日
コンテンツ番号3251
今年1年の家内安全と地域発展を祈願
(2018年1月02日)
新春恒例の大太鼓叩き初めが、1月2日(火)に大太鼓の館で行われ、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われており、この日は綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、帰省客も含め約150人がセレモニーを見守りました。
はじめに、神事が執り行われ、綴子神社の武内尊英宮司による祈とうのあと、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉串を奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、津谷市長は「新年の幕開けにふさわしい叩き初め。伝統を守ってきた多くの人たちの尽力に感謝申し上げる。こうやって上町と下町の皆さんが合同で演奏する珍しい機会。今日お越しの皆さんは非常に恵まれた機会においでいただいた。どうか、このあとの合同演奏を楽しんでいただきたい」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、上町・下町大太鼓保存会を代表して下町大太鼓保存会の鈴木祐悦会長が「世界一の大太鼓を多くの人に楽しんでもらい、地域のPRにつなげていきたい。今年はいぬ年。秋田犬と大太鼓を核にしたイベントがたくさん開催されることを大いに期待している」などとあいさつを述べました。
このあと、上町大太鼓保存会が「朝日山」と「輪打ち」、下町大太鼓保存会が「ぶっこみ」と「もみじ流し」をそれぞれ演奏。そして、両保存会による合同の「街道下り」が威勢よく打ち鳴らされ、雷鳴のように響き渡る大太鼓の音に来館者の皆さんは驚いた様子でした。叩き初めのあと、ふれあい太鼓体験が行われ、帰省中の家族連れなどが保存会会員の手ほどきを受けながら、長さが1メートルもあるバチを使って実際に大太鼓を叩いてみたり、記念撮影をしながら楽しんでいました。