2005年06月07日
コンテンツ番号4931
〜三宅島緑化プロジェクト(現地植林)〜
県立鷹巣農林高校(北林强校長)の生徒2人が、平成12年8月に最大規模の噴火が発生し、大きな被害を受けた三宅島へ、自然回復のための緑化活動に派遣されることとなり、6月7日市役所を訪れ、岸部市長に出発のあいさつをしました。
派遣されるのは、森林環境科の畠山幸己君(鷹巣南中)と豊島拓君(矢島中)の2人で、畠山君は応援団長、豊島君はスキー部としてそれぞれ活躍しています。学校側でも今回派遣するにあたり、森林環境科の生徒であること、学校のリーダー的な立場の生徒であること、活動後のレポート作成や報告活動ができる能力のある生徒としてこの2人を派遣することにしたものです。
緑化プロジェクトの運営は、三宅村と東京都。鷹巣農林高校OBで結成される「伊勢堂会」がプロジェクトの協力団体として活動しており、会の事務局であり常任幹事の湊勇人さんの発案により、この度の参加となったもの。また、今日7日にも植樹用の秋田杉の苗100本(60〜70)を現地へ送る予定です。
岸部市長は「最近も空港周辺で植樹祭をしたばかり。緑化活動は非常に大事なこと。是非頑張ってきてほしい」と生徒を激励。
これに対し畠山君は「授業で習ったことを活かしたい」、豊島君は「色々な人と交流をし、知識を活かしたい」とそれぞれ抱負を述べました。
2人は、今週10日に引率の平沢教諭と共にあきた北空港から現地へ向けて出発し、13日に帰校する予定です。