2005年06月17日
コンテンツ番号4911
〜日独スポーツ少年団同時交流事業〜
このほど、平成17年度の日独スポーツ少年団同時交流事業で北秋田市からも2名の若者がドイツに派遣されることに決まり、6月17日(金)、派遣団員らが市役所を訪れ、岸部市長にあいさつを行いました。
派遣が決まったのは、長田優貴さん(北海道教育大学1年、鷹巣中学校-秋田経法大付属高校)、中村典幸君(鷹巣高校3年、今泉)の2人。2人は小学生の頃から鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団の団員としてスキーを中心としたスポーツ活動に励み、現在も少年団のリーダー会のメンバーとして後輩の指導や、リーダーとしての研修活動に取り組んでいます。
ドイツとの交流事業は、(財)日本体育協会日本スポーツ少年団 などが主催、日独両国のスポーツ少年団の育成を図るとともに、交流を通じて両国の友好親善を深めようとするもので、両国が同期間・同人数を相互に交換し、派遣と受入を行う同時交流形式。参加者は、日本スポーツ少年団シニアリーダースクール修了者で、17歳〜21歳までのスポーツ少年団員とされており、2人は、日ごろの活動の成果が認められ、数段階にわたる選考過程を経て、全国の97名の派遣団員の一員に選ばれました。また、鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団からは3年連続で選ばれており、2人の参加で14人となりました。
ドイツでは同国のスポーツ事情を学ぶほか、ホームステイでドイツの家庭生活を体験、また、スポーツユーゲントとの交流活動などを行うことになっています。また、「21世紀に何ができるか」をテーマとした両国の青年らによるディスカッションにも参加する予定だそうです。
「北秋田市、そして日本の代表として、スポーツだけでなく、日常生活など幅広く学んできたい(長田さん)」「3週間の研修は、またとない経験。この機会を大切に、多くのことを学んで来たい(中村君)」と抱負を語る2人に岸部市長は、「リーダーとしてしっかり研修してきて下さい。滞在中は一日一つ、ドイツ語を覚えてきて」と、激励していました。
2人は事前研修を行いながら7月19日の結団式に望み、翌20日から8月11日までの23日間にわたる研修に出発します。