2005年06月25日
コンテンツ番号4894
〜竜ケ森〜
夏山シーズンの幕開けを前に、北秋田市と大館市にまたがる「竜ケ森(標高1049.8m)」で山開きが6月25日、両市の主催で行われ、関係者や多くの登山愛好者が参加して今年1年の無事故を祈願しました。
この竜ケ森の山開きは例年6月1日に行われていましたが、今年は雪解けが遅かったことと、寒沢登山道までの道が倒木などで封鎖されていたことから約1カ月ほど遅く行われたものです。
この日は、あいにくの曇り空でしたが気温は高く、登山者らは心地よい汗をかきながら、途中、藪の中へ入り、竹の子や茸などを取る人、遠くの景色を眺める人など思い思いに登山を楽しんでいました。
山頂へは約1時間ほどで到着、比内側から登ってきた大館市の方々と合流後祈願祭が行われ、両市の代表者や関係機関の代表挨拶などを行いました。
北秋田市鷹巣支所の村上儀平支所長は「今年3月20日に誕生した北秋田市と、同じく6月20日に誕生した新生大館市のみなさんと合同で山開きができることを大変嬉しく思う。参加したみなさんは、山を愛する登山者のために、北秋田市、大館市のこれからの観光のために尽力いただければ」、仲谷大館市比内支所長は「合併して今日で6日目。北秋田市と共に環境整備に努め、安全・安心のために頑張りたい」とあいさつ。
その後、それぞれグループごとに車座になり、自前の竹の子の煮付けや漬物などを広げ山頂交流を行いました。