2005年05月25日
コンテンツ番号4863
〜鷹巣南中学校、合川中学校〜
中学生が地域の職場で働く「職場体験学習」が5月25日(水)行われ、鷹巣南中学校(田山義貴校長:生徒数174人)と合川中学校(大川洋一校長:生徒数189人)の生徒が市内の商店や消防署などで貴重な勤労体験をしました。
職場体験は、2年生の進路学習の一環として「総合的な学習」の時間に行われているもので、身近な社会の現場で実際に勤労体験をすることで、働く大切さや勤労意識を養うことを目的として行われているものです。
この日は、両校の生徒とも2人から10人ほどのグループに分かれて、市消防本部や分署、駅、病院、コンビニエンスストア、保育所など希望する職場に“勤務”し、ふだん教室や家庭では学ぶことのできない社会のしくみの一部を学びました。
生徒のうち、鷹巣南中学校の九嶋真衣子さんと近藤麻衣子さんが選んだ職場は市役所の企画部。市の総合計画や企画、また広報広聴部門の仕事をしてみたい、との希望から市広報制作の現場である広報情報課に“配属”され、中学生広報ウーマンとして友だちの職場体験学習のようすを取材しました。
2人は、デジタルカメラと筆記用具を持って、コンビニエンスストア、書店、駅、市消防本部の4カ所の事業所を訪問、体験学習をしている友人たちや職場のみなさんを取材し、帰庁後、紹介用の記事を書き上げました。その記事をご紹介します。
5月25日水曜日に、鷹巣南中学校2年生の生徒が職場体験を行いました。その活動のようすを紹介します。
まず、ローソン住吉町店では、接客の仕方やレジの打ち方、ごみの分別などの説明を聞きながら実際の仕事を体験していました。お店の方は「どういう仕事をしているか覚えてほしい。でも、少し元気がたりないかな」とおっしゃっていました。参加した生徒は「いい経験ができた。いつも来ているコンビニの裏側を見ることができて貴重な体験になった」と話していました。
鷹巣消防署では、10人の生徒がさまざまな訓練を体験しました。消防署の方の説明を聞いているときはとても真剣に耳を傾け、実際に訓練を体験するときは自分から進んで体験していてとても楽しそうでした。消防署の方のお話では、「みんな熱心で、中学生らしく元気がいい」とおっしゃっていました。
参加した生徒は、「訓練等を見学させてもらったり、体験させてもらったりして、とにかくすごいと思った」と感想を述べていました。
今日の職場体験は、とてもいい経験になったと思います。職場体験に協力していただいた方々にはとても感謝しています。今日の体験でおしえていただいたことは将来役立たせていきたいと思います。
【記事と写真:鷹巣南中学校2年 九嶋真衣子さん】
日活書店では、3人の南中生が仕事の体験をしました。 たくさんの本や雑誌を運んだり、書店の方の仕事を見たりしていました。水曜日は本の多い日で、書店の方も「大変だと思う。でも本屋の仕事を分かってもらえれば、と思っています」と話して下さいました。
また、体験をした生徒も「本を運ぶのは大変だった。本のふろくは、お店の人が入れるというのを初めて知った」と話していました。
取材の後も3人は、町の中を本を持って、一生懸命配達をしていました。
鷹ノ巣駅でも、3人の南中生が職場体験をしました。 実際に帽子をかぶり、改札に立って切符のやりとりを体験していました。また、改札の脇に立ち、元気にあいさつをする姿も見られました。駅の方も「やる気があっていい。みんな一生懸命やっている」と話していました。
実際に体験した生徒も「駅での仕事はやりがいがあって、おもしろい」と話し、とても楽しそうでした。駅を利用していた方も、元気なあいさつを聞いて、あいさつをしっかり返して下さいました。
【記事と写真:鷹巣南中学校2年 近藤麻衣子さん】
広報情報課で職場体験をした2人(左:九嶋真衣子さん 右:近藤麻衣子さん)
(2005.5.25)