2005年03月28日
コンテンツ番号4838
〜3月28日、首相官邸で特区計画認定式〜
国の第7次構造改革特別区域(特区)計画認定式が3月28日、首相官邸で行われ、昨年、旧阿仁町が申請した「阿仁マタギ特区」に内閣総理大臣から認定書が交付されました。
構造改革特区は、地方公共団体や民間事業者等の自発的な立案により、地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の区域を設け、その地域での構造改革を進めていこうというもので、特色のあるまちづくりや民間事業者のビジネスチャンス拡大を進める制度です。
旧阿仁町では、地域の伝統である「マタギ文化」を生かしたグリーンツーリズムなどによる滞在型観光の振興を狙いとして計画を進めていました。
この認定により、特区における「どぶろく」の製造・販売が可能になり、市では、第3セクター「マタギの里観光」が運営する打当温泉で「どぶろく(濁り酒)」の製造、販売を行う計画です。 今後は手続きを早急に進め、大館税務署にどぶろくの製造を免許申請するとともに、農地を借りてどぶろく用の米の生産に取り組みます。
平成17年度の生産量は、一升瓶で約1,800本を見込み、秋には最初の仕込分を提供できるように準備を進める予定です。