2005年04月18日
コンテンツ番号4832
「市としての一体感を早く実現させたい」〜職員訓示で
17日に投開票が行われた北秋田市長選挙で当選を果たした岸部陞市長が、18日、市役所本庁舎に初登庁、新市の舵取り役を擁した市制がスタートしました。
玄関前で市民や職員らの出迎えを受けた岸部市長は、求めに応じて握手を交わし、また女性職員から花束を受け取ると万歳のポーズで花束を高くかざすなど、市民らの歓迎に応えていました。
登庁後すぐ、市長室で行われた報道各社からのインタビューに応じた後は、北秋田市長職務執行者としての任期を終えた佐藤修助氏から引継ぎを受け、更に、休む間もなく幹部職員への訓示に臨みました。
市庁舎3階の大会議室で行われた訓示では、選挙戦で市内全域を回り、多くの市民らの声を聞いた体験などから、「(本庁舎のある)鷹巣から離れるほど、まだ市としての実感が定着していないと感じた。本庁と支所という縦割り行政ではなく、本庁の職員が支所や現場を回り、広く市民の声を取り上げるような行政を進め、市としての一体感を早めに出したい」と意欲を示しました。
また、「1年間は基礎作り。1年の在任期間を選択した市議会とともに、市民が安心して生活できるよう、また将来を迎えられるよう協力をお願いしたい」と、奮起を促しました。
訓示を終えた市長は、この後、北秋田地域振興局ほか市内の各関係機関を訪問、市長就任のあいさつを行いました。