2018年01月23日
コンテンツ番号3240
都市計画汚物処理場の変更などを審議
(2018年1月23日)
平成29年度北秋田市都市計画審議会(藤本忠会長)が、1月23日(火)に市役所で行われ、都市計画汚物処理場の変更や都市計画道路の変更の3議案を審議し、いずれも諮問のとおり決定すべきものとしました。
この審議会は、市の健全な発展と秩序ある整備を図るために、土地利用のあり方や都市施設(道路・公園等)の整備、市街地開発について計画を策定し、その実現を図るための審議をする機関で、委員は学識経験者や市議会議員、市民代表、行政機関の代表者19人で構成されています。
審議会の開会にあたり、津谷市長が「今回諮問する内容は、いずれも今後の都市計画行政の円滑な推進を図るうえで重要な案件となりますので、委員の皆さんには十分な審議をお願いしたい」などとあいさつし、藤本会長に諮問書を手渡しました。
審議する議案は、北秋田都市計画汚物処理場の変更と北秋田都市計画道路の変更の市決定分と県決定分の3件。このうち、北秋田都市計画汚物処理場の変更については、米代流域衛生センターの老朽化に伴い、鷹巣浄化センター隣接地に新たなし尿処理施設を整備することにしており、この処理施設を北秋田都市計画汚物処理場に追加するものです。
事務局より議案の内容が説明されたあと、委員からは「住民説明会の参加人数は。参加した方々からはどのような意見があったか」、「新たなし尿処理施設は、平成32年度からの供用開始とのことですが、建設までの具体的な計画と事業費は」などと質疑がありました。
事務局からは「住民説明会は、周辺自治会である幸町自治会と舟見町自治会で行い、約20人の市民が参加しました。今回は反対意見等はありませんでしたが、平成28年に実施した説明会では、悪臭など臭いに関する心配の意見があり、生活環境影響調査の結果を説明し納得してもらいました」、「し尿処理施設の建設については、今年度中に建設工事の契約を締結する予定となっており、事業費は約14億円を見込んでいます。平成30年度から実施設計を行い、平成32年3月20日を期限として建設する予定となっています」などと答弁がありました。
審議の結果、提案された3議案について、いずれも諮問どおり決定すべきものとしました。