2006年12月01日
コンテンツ番号4818
〜市民憲章の石碑が完成、除幕〜
このほど、制作が進められていた市民憲章の石碑が完成、12月1日、設置された市庁舎正面で除幕式が行われました。
市民憲章は、市民が、地域住民であることに誇りと責任を持ち、明るく、豊かな町をつくるために、一人ひとりが実践すべき目標を定めたもので、全国の多くの自治体で定められています。
北秋田市でも、市民の参加による市民憲章を定めるため、今年1月、憲章原案の検討を選定委員会(金森嘉次郎委員長)に依頼。選定委員会では、誰からも親しまれるように、難しい表現を避けるなどの検討を加え、3月31日、岸部市長に報告されました。
市では報告を受けて翌4月1日に市民憲章を制定、現在地にあった旧鷹巣町民憲章の碑文(石碑)を改修、製作が進められていたものです。
正午から行われた式典には、岸部市長ほか市の関係者、市議会議員、選定委員らが参加。はじめに岸部市長、吉岡興議長、選定委員会の金森委員長、鷹巣小学校の児童らで除幕、市民憲章が披露されました。
石碑は、高さ1.3m、幅2.5m、厚さ16のアフリカ産黒みかげ石製。台座(白みかげ石製)を入れた高さは2.1mあります。昭和53年6月10日、当時の国際ライオンズ鷹巣クラブ(小塚竹二郎会長)から鷹巣町民憲章の石碑として寄贈いただいたものを改修したもので、表面を削り、新たに市民憲章が刻まれています。
除幕のあと岸部市長が、「全ての市民が、この憲章を道しるべとして、豊かなまちづくりに励んでいただきたい」などとあいさつ。また吉岡議長は、「新市の市民としての指針となる市民憲章が刻まれたこの石碑の完成を住民の皆さんとともに喜び合いたい」と祝辞を述べました。
この後、市の子どもを代表して、鷹巣小学校の児童4人が全文と主文からなる憲章を朗読、「みんなで力をあわせ 住みよいまちをつくります」と締めくくりました。
(2006.12.1)