2018年01月25日
コンテンツ番号3239
業務改善や市民サービスの向上に繋がる提案5件を表彰
(2018年1月25日)
平成29年度北秋田市職員提案制度の表彰式が、1月25日(木)に市役所で行われ、市職員から提案のあった市民サービスの向上に繋がるアイデアなどを表彰しました。
この制度は、業務改善や市民サービスの向上を図るとともに、職員の職務意識の向上をねらいとして、広く職員からアイデアを募集するもので、平成25年4月から施行され、今年で5年目。募集は通年で行い、前年8月から当該年の7月末まで提出されたものを当該年度の審査対象としています。
提案内容は、新しい事業や業務改善の取り組みを募集する「自由課題提案」、既に実践している取り組みを紹介する「実績報告提案」等があり、採用となった提案については、所管部署へ市長が事業推進に向けた指示を行います。
昨年度は、2人の職員から5件が提案され、「派遣職員を『学びの会』の講師に」ほか2提案を採用し、事業が推進されています。
今年度の応募状況は、7月末までに4課6人から計25件の提案があり、事務局による1次審査で11件の提案が2次審査の対象として選考され、12月22日に行われたプレゼン形式の2次審査の結果、8件の提案が採用され、うち5件に各賞が授与されました。なお、市長賞には「目的地まっしぐら~もうあなたを迷わせない~」の提案が選ばれました。
表彰式では、津谷市長が各賞を受賞した5件の提案を行った職員、各課の代表に表彰状を手渡し、「皆さんの提案は、自分たちの業務を改善しながら、効率を上げることを目的としていながらも、結局はそのことによって市民への行政サービスが非常に手厚くなる、素晴らしい提案だった」などと述べました。
各賞を受賞した提案内容は下記のとおりです。
市長賞
「目的地まっしぐら~もうあなたを迷わせない~」
-
提案者
長岐孝生(財務部財政課管財係) -
提案内容
市民が目的担当部署へ迷わず行けるよう、通知文書などに所在する建物名や階数などを記載し、担当部署をより分かりやすく表示する。 -
授賞理由
通知文書などに所在する建物名や階数などを記載することにより、市民の方が目的担当部署へ迷わず行くことができ、市民サービスの向上につながる優れた提案である。また、全庁ですぐ取り組むことができるのが魅力の一つである。
優秀賞
「業務のスリム化・効率アップについて」
-
提案者
財務部財政課(代表者 金澤誠) -
提案内容
書庫を定期的に整理し、文書整理の定着化を図る。 -
授賞理由
書庫を定期的に整理することで、執務スペースが整理整頓され、業務の効率化が期待される提案である。また、専門的な技術を伴わず、すぐ取り組むことができるのが魅力の一つである。文書整理(簿冊背表紙の統一)と併せて実施するとより効果的である。
優秀賞
「簿冊背表紙(ラベル)統一で文書棚を整理整頓!」
-
提案者
総務部総合政策課 -
提案内容
文書整理を効率化するため、エクセル等を用いて記載事項を統一した簿冊背表紙(ラベル)を作成する。 -
授賞理由
簿冊背表紙を統一することで、文書棚が整理整頓され、業務の効率化が期待される提案である。また、専門的な技術を伴わず、すぐ取り組むことができるのが魅力の一つである。書庫整理と併せて実施するとより効果的である。
アイデア賞
「死亡・転出等に伴う各種資格喪失等の手続きの簡素化」
-
提案者
市民課国保年金(代表者 福原稲子) -
提案内容
来庁者の負担を軽減するため、関係窓口に共通のエクセルシートを保管し、来庁者が最初に訪れた窓口が、必要部署の手続き用紙に死亡者名・手続者名・還付口座等を印字し、来庁者に持たせて関係部署を回ってもらう。 -
授賞理由
手続きの簡素化が実現できれば、窓口に訪れる人の負担軽減につながる優れた提案である。提案の実現化に向けて、内容をさらに精査していく余地がある。
アイデア賞
「無料通信アプリLINE(ライン)を活用した情報発信」
-
提案者
総務部総合政策課 -
提案内容
情報発信の強化に向けた取り組みとして、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した情報配信サービスを行い、防災やごみ出し、子育てなど生活に密着した情報を発信する。なお、市からの情報は、市民の方が必要に応じて選択できるようにする。 -
授賞理由
時代に即した提案内容であるとともに、より多くの市民の方に市政を知っていただく良いきっかけとなる。