2006年12月15日
コンテンツ番号4801
ソプラノ、フルート、ピアノによる「クリスマスコンサート」が12月15日(金)、浜辺の歌音楽館で開催され、心地よい調べにホール内が包まれました。
ソプラノには秋田市でソロ活動や音楽教室を主宰するなどして活躍している小野真弓氏、ピアノは同じく秋田市でピアノ教室ベル・フルールを主宰している七海ゆかり氏、フルートは秋田中央高校教諭の傍ら演奏活動をしている佐々木雅子氏の三人を迎えての演奏会でした。
この日の演奏会には、小野氏が鹿角市で行われる秋田わか杉国体冬季大会の閉会式の音楽を指導していることもあり、鹿角市からもたくさんの聴衆がみえておりました。
初めは、ソプラノ・ソロでシューベルトの「アヴェマリア」から始まり、「神の御子は」、オペラジャンニ・スキッキより「私のお父様」。次にフルート・ソロで、グノーの「アヴェマリア」や「妖精の踊り」など、それぞれの曲にまつわるエピソードも交えながら演奏が進んでいきました。また、ソプラノ・フルートの二重奏では「冬景色」や「浜辺の歌」「埴生の宿」など、おなじみの曲が演奏されたほか、第2部では七海氏のピアノによりショパンの名曲「華麗なる大円舞曲」「ノクターン」が演奏され、ダイナミックかつ繊細な演奏に聴衆は酔いしれていました。
また、後半でも、フルートとソプラノのソロの演奏やソプラノとフルートの2重奏などが演奏され、最後は聴衆とともに、賛美歌「聖夜」「諸人こぞりて」を歌い、会場が一体となってクリスマス気分を味わいました。