2006年12月27日
コンテンツ番号4790
〜鷹巣町商工青年部 内陸線乗車促進運動として〜
花園町の米代児童公園に設置されているSLが26日からイルミネーションで飾られ、師走の夜を美しく彩る姿が側を通る人々やドライバーの目を引きつけています。
イルミネーションは、鷹巣町商工会青年部(野宮幸博部長)が、秋田内陸線の乗車運動推進のために内陸線再生支援協議会の事業を活用し、実施したもので、環境にやさしいLEDの電球1,216個を使ったストレートライトで飾られています。
児童公園のSLは、昭和22年から49年3月まで旧阿仁合線を走っていた蒸気機関車C11372。22年に宮城県小牛田機関区に新配置となり、その後会津若松、米沢機関区などを経て阿仁合線に配置、地域開発の原動力として27年間活躍、この年の3月25日、惜しまれながら引退しました。その後、鷹巣ロータリークラブ10周年記念事業として同公園に配置され、公園のシンボルとして子どもたちに愛されながら現在に至っています。
全長12.65m、幅2.83m、高さは3.90m、総重量51.69tの巨体には、「乗ろう 残そう 内陸線」の看板が張られ、青色LDEで華やかに装飾されています。光輝く姿は、往時の阿仁合線を走っていたこのC11が内陸線を激励しているようにも見えます。
イルミネーションは、来年1月31日までの期間、午後4時から9時まで点灯されます。
(2006.12.27)