第11回北秋田市民スキー大会

練習の成果を発揮し懸命に競い合う

第11回北秋田市民スキー大会（１月28日、市営薬師山スキー場）

選手宣誓

第11回北秋田市民スキー大会が、１月28日（日）に市営薬師山スキー場で行われ、選手たちが熱いレースを展開しました。

この大会は、雪国のスポーツであるスキーの普及と市民の健康増進及び体力向上を目指し、地域住民の融和と親睦を図ることを目的に、距離と大回転の２競技で開催しており、今年で11回目の開催となります。
競技は年齢や学年、性別により種目が分けられ、この日は距離競技18種目、大回転競技17種目に、市内全域の保育園児から大人まで112人がエントリーして行われました。

開会式では、大会会長の津谷市長が「本日参加する選手を歓迎するとともに、運営関係者、今泉自治会に感謝申し上げる。昨日、バイアスロン選手である北秋田市出身の立崎芙由子さんが国際大会で３位入賞を果たすという嬉しいニュースがあった。平昌オリンピックに出場する地元出身選手を応援していただきたい。また、合川中学校の男女が全県で優勝したほか、北鷹高校のスキー部も活躍している。今日参加している選手の皆さんから将来オリンピック選手が出ることを期待している。また、昨年大好評だった大抽選会が今年も行われるので楽しみにしてほしい。今日はケガなく、自分のベストを目指して頑張ってほしい」などとあいさつしました。

このあと、来賓を代表して北秋田市議会の松尾秀一議長と北秋田市体育協会の成田昭夫会長が、「１秒でも早くゴールする気持ちを持つことが次につながると思うので、果敢に攻めてほしい」「日頃の練習の成果を思う存分発揮してほしい」などとそれぞれ選手たちを激励しました。

最後に綴子小学校５年の岩谷百花（ももか）さんが「日頃練習している薬師山スキー場で大会ができることを胸に、忙しい中支えてくれる指導者の方々を始め、応援してくれているすべての方々に感謝し、一緒に練習している大切な友達とともに最後まで諦めず滑り抜くことを誓います」と力強く選手宣誓をしました。

大回転競技は、種目により滑走距離の長さを変更し、第１と第２の２箇所のスタート位置を設定して競技を行ないました。出走した選手は、コンマ一秒でもタイムを縮めようと果敢にポールを攻め、自己のベストタイムを目指して滑走しました。
距離競技は、種目により0.5㎞から３㎞のコースで競技が行われました。コース脇の父母や仲間たちからは大きな声援が送られ、その声援を受けて選手たちは、力強く雪をけり、スピード感あふれるレースを繰り広げました。

また、昨年から行われている参加者を対象とした抽選会では、当選者の名前が呼ばれるたびに、友人や保護者たちから歓声や拍手が起こり、大会を大いに盛り上げました。

競技結果《距離競技》