2006年11月15日
コンテンツ番号4763
〜税の無駄遣いなどに触れた厳しい意見も〜
大館北秋田地区納税貯蓄組合連合会が募集した中学生の「税についての作文」の入選者がこのほど決まり、15日、市役所で伝達及び表彰式が行われました。
税の作文」は、時代を担う少年少女に、税についての関心を呼び起こすとともに、正しい税知識の普及を目的として全国及び地区納税貯蓄組合連合会が募集しているもので今回で40回目。国税庁が定める「税を考える週間(11月7日−11日)」に合わせ、全国の中学生・高校生を対象に募集されています。18年度は全国で6,486校から432,747編、秋田県では77校から3,293編の応募がありました。
大館北秋田地区では、鷹巣中学校と鷹巣南中学校の2校からそれぞれ19編、28編の計47編が寄せられ、うち8人が入選しました。入選した作品のテーマは、「税金の使い道」や「今と昔の税の意味」など、税についての資料を調べ、しっかりと自分の考えをまとめたものが多く、中には税の無駄遣いなどに触れた厳しい意見の作品もあったそうです。
式には、入選者全員が出席。岸部市長が秋田県納税貯蓄組合連合会長表彰(2人)と大館北秋田地区納税貯蓄組合連合会長表彰(4人)の伝達を、また、大館税務署の畑中俊宏署長が税務署長表彰(2人)の表彰を行い、一人ひとりに表彰状と記念品を手わたしました。
県連会長表彰を受賞した鷹巣中学校1年の熊谷純也君は、「税金の使い道を調べ、道路の建設などに使われていることについてまとめた。作文を書いたことで、税金への関心が高まりました」と述べていました。
入選者は次のとおりです。
秋田県納税貯蓄組合連合会長表彰
畠山詩織 (鷹巣南中学校3年) 「税について」
熊谷純也 (鷹巣中学校1年) 「税金とその使い道」
大館北秋田地区納税貯蓄組合連合会会長表彰
佐藤円香 (鷹巣南中学校1年) 「税金って何に使われているの?」
神成健 (鷹巣南中学校2年) 「今と昔の税の意味」
藤島諒介 (鷹巣中学校1年) 「税の使い方」
伊藤ひより (鷹巣中学校1年) 「税を学んで」
大館税務署長表彰
九嶋真衣子 (鷹巣南中学校3年) 「税金の行方」
津谷絢汰 (鷹巣中学校1年) 「税金を払わないと」
(2006.11.15)