2006年11月19日
コンテンツ番号9725
〜市鷹巣婦人団体連絡協議会「第27回婦人芸能祭」〜
北秋田市鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)主催による「第27回婦人芸能祭」が11月19日、市文化会館で開催され、午前の部、午後の部とも満場の観衆の中、鷹巣地区の各婦人会などによる多彩な出し物が発表されました。
同協議会は昭和55年に発設立された旧鷹巣町婦人団体連絡協議会が前身。市の合併後改称し、現在は鷹巣地区の各地区婦人会、商工会・JA女性部、更生保護女性の会など21団体で組織されています。婦人芸能祭ほか、「ふるさと踊りと餅っこまつり」、中央公園へのあじさいの植樹など、地域貢献などを目的として活発な活動を行ってきました。芸能祭は、会員の親睦や福祉の向上などを目的として昭和59年以来開催されているもので、収益金の一部は社会福祉協議会などに寄付されています。
午前9時から始まった開会式で中嶋会長は、「芸能祭は、餅っこまつり、中央公園へのあじさいの植樹と合わせ、当協議会の3大事業の一つで昭和55年以来今年で27回目を向かえることができた。これも会員と市民の皆さんのご理解ご協力のおかげ。今日は一日を楽しんで」などとあいさつ。
この後、協議会が指導・育成している「ふるさと子ども太鼓」のメンバーのうち、積極的な活動を行った子たちが表彰され、ステージ上で中嶋会長から表彰状を受け取りました。また、同協議会が主唱し、昭和59年に始まった「ふるさと踊りと餅っこ祭り」の実行委員会(和田テヱ子実行委員長)に、活動助成金が贈呈されました。
来賓の岸部市長、武藤冨士雄北秋田地域振興局長、佐藤聡北秋田警察署長、吉岡興市議会議長のあいさつのあと、協議会の構成団体の一つ「鷹巣交通安全母の会」の有志が「北秋田交通安全音頭」を披露し、オープニングとなりました。
午前、午後の2部構成で行われた芸能祭の出演団体は全部で20団体。観客もオープニングから満場となり、幕が開くのが待ち遠しいようすでした。午前の部では、坊沢婦人会の踊り「大河の流れ」が発表された後、沢口婦人会の「高村岱ソーラン」、緑ヶ丘婦人会の「青森娘」などの練習を重ねた地域色豊かな出し物が披露されました。
このうち婦学連(婦人学級連絡協議会)は「婦人学級の楽しみ会」と題した寸劇を発表。ある日の楽しみ会を舞台とした劇中劇として、なまけものの猿と働きもののカニが登場する創作民話を語り手と演じ手2名で披露、方言いっぱいの語りと滑けいな演技に観衆は大受けでした。
この後も地区婦人会、商工会女性部、太鼓グループらによる艶やかな踊りや笑いを誘う寸劇、コーラスなどが披露され、満場の観衆は晩秋の一日を楽しんでいました。
(2006.11.19)