2006年11月20日
コンテンツ番号4759
豊かな森の巨木をイメージ
平成20年春に開催予定の全国植樹祭の大会ポスター公募に作品を応募、最優秀賞を受賞した本市・竜森小学校(工藤克也校長、児童数14人)5年の藤本勝繁(かつしげ)君が20日、同小の工藤校長らとともに市役所を訪れ、岸部市長に受賞の報告をしました。
大会ポスターに使われる原画は、6月23日から9月8日の期間、県内の小・中・高等学校を対象に公募されました。全県から応募された45点の中から藤本君の作品「大きな木をかこんで」が最優秀賞を受賞、ポスター原画として採用されることになったものです。また竜森小は、本市の大阿仁小学校、湯沢市立秋ノ宮小学校とともに、特別賞も受賞しています。
同小は、学校林を持ち、児童全員が緑の少年団の団員として活動するなど育林学習の盛んな学校として知られています。またこれまで、森吉山や能代市二ツ井町・水沢の杉の巨木、七日市の上舟木風景林を見学し、自然学習なども行ってきました。
受賞した藤本君の作品は、ブナの巨木を数人の子どもたちが手を回し、その大きさを体感している構図。昨年の夏休みに訪れた白神山地・岳岱のブナ風景林で実際に「400年ブナ」と呼ばれているブナの木をみんなで囲んだときの記憶と、 これまで訪れた森の樹木の記憶を重ね合わせ、イメージをふくらませて描いたそうです。
藤本君は市長から作品の出来栄えや県知事から賞状を受け取った感想を聞かれ、「良く出来たと思います。賞状を受け取ったときはとてもうれしかった」と、満面の笑顔で話していました。
また岸部市長は、「藤本君は、緑の少年団や自転車競技大会でも活躍し、その上にまたポスターでも入賞、とてもがんばりましたね。ポスターは、全国の人たちに見てもらえます。絵が好きなそうですが、勉強してさらに良い絵を描いて」と、受賞とこれまでの活躍などを称えました。
大会ポスターは、藤本君の原画をもとに秋田県で来年度制作され、全国の関係機関などに配布されることになっています。
→シンボルマーク及びポスター原画決定の記事はこちら
→全国植樹祭公式ホームページ
(2006.11.20)